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J-GLOBAL ID：201602256982682090   整理番号：16A1178655

東日本大震災被災地における恒久住宅への移行期における高齢者の買い物行動の実態とその支援に関する研究-岩手県大槌町を事例に-

A study on the Actual Condition and Support of Elderly People’s Shopping Behavior in Disaster Affected Areas of the Great East Japan Earthquake at Transitional Stage between Temporary Houses and Permanent Houses: A Case Study of Otsuchi Town, Iwate Prefecture

著者 (2件)： 松田真依 (横浜市役所) ,  松行美帆子 (横浜国大 大学院都市イノベーション研究院)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 51  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.Vol.51No.3,26  発行年： 2016年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,東日本大震災被災地の中でも特に買い物弱者の急増が危惧されている岩手県大槌町を対象に,高齢住民の買い物行動の課題等を検証した。町内で買い物支援サービスを行っている団体,買い物支援サービス利用者等へのヒアリング調査,災害公営住宅居住の高齢者へのアンケート調査を行った。ヒアリング調査の結果,居住形態により買い物に関する課題が異なることが分かった。仮設住宅では他の居住形態に比べて買い物方法の選択肢が多いが,今後移動販売車の停車回数が減った際に買い物弱者が増加する可能性がある。アンケート調査の結果,開設間もない災害公営住宅においては,車を保有していない高齢単身世帯や高齢夫婦世帯では,生協や親族による支援が買い物支援の中心であることが分かった。今後,近隣住民による相互扶助を促すため,コミュニティづくりが重要となる。

シソーラス用語： 震災 ,  消費者 ,  岩手県 ,  *老人 ,  行動 ,  *購買 ,  サービス ,  調査 ,  アンケート ,  *住宅 ,  公共住宅 ,  期間 ,  *実態調査 ,  助成 ,  仮設住宅
準シソーラス用語： 東日本大震災 ,  買物弱者 ,  大槌町 ,  高齢者 ,  買い物行動 ,  支援サービス ,  ヒアリング調査 ,  アンケート調査 ,  災害公営住宅 ,  移行期 ,  支援

分類 (2件)： 自然災害  (FC04020J) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 東日本大震災 ,  被災地 ,  恒久 ,  住宅 ,  移行期 ,  買い物行動 ,  支援 ,  研究 ,  岩手 ,  大槌町