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J-GLOBAL ID:201702215061822820   整理番号:17A0890847

カチオン-グライム錯体の安定性に及ぼすカチオンの影響と[TFSA]-アニオンとそれらの相互作用【Powered by NICT】

Effect of the cation on the stability of cation-glyme complexes and their interactions with the [TFSA]- anion
著者 (11件):
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巻: 19  号: 28  ページ: 18262-18272  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルカリまたはアルカリ土類金属カチオンとグライムの相互作用は金属カチオンに強く依存した。例えば,MP2/6-311G**レベルでのLi+,Na+,K+,Mg2+,およびCa2+によるカチオン-トリグライム(G3)錯体の形成のために計算された安定化エネルギー(Eform)は,それぞれ95.6,66.4,52.5,255.0,185.0kcal mol-1であり,カチオン-テトラグライム(G4)錯体のものはそれぞれ107.7,76.3,60.9,288.3,215.0kcal mol-1であった。静電誘導相互作用は,錯体における引力の主な原因であり,引力への誘導相互作用の寄与は,二価カチオン-グライム錯体において特に重要である。Li+,Na+,K+,Mg2+,およびCa2+およびビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミドアニオン([TFSA])とのカチオン-G3錯体の結合エネルギーはそれぞれ83.9,86.6,80.0,196.1および189.5kcal mol-1であり,対応するカチオン-G4錯体(それぞれ73.6,75.0,77.4,172.1,177.2kcal mol-1)の結合エネルギーよりも大きかった。カチオン-グライム錯体の結合エネルギーと立体配座柔軟性もグライムとTFSA塩の等モル混合物の融点に影響を与えた。さらに,グライムの酸素原子と金属カチオンの相互作用により,グライムのHOMOエネルギー準位が顕著に低下した。カチオン-グライムTFSA錯体におけるグライムのHOMOエネルギー準位は分離されたグライムのそれらより低く,それらはカチオン-グリム錯体のそれより高かった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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脂肪族エーテル  ,  非遷移金属元素の錯体  ,  結晶結合 
物質索引 (4件):
物質索引
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