文献

J-GLOBAL ID：202002267439881703   整理番号：20A0804562

マイクロチャンバーを用いた植物寄生性線虫の集団行動の分析

Methods for Analyzing Grope Behavior of Plant-parasitic Nematodes Using Microchamber Device

著者 (5件)： 肥田博隆 (神戸大 大学院工学研究科) ,  森仁志 (神戸大 大学院工学研究科) ,  神野伊策 (神戸大 大学院工学研究科) ,  古水千尋 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  澤進一郎 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 化学とマイクロ・ナノシステム  (Chemistry and Micro-Nano Systems)
巻： 19  号： 1  ページ： 15-18  発行年： 2020年03月31日 
JST資料番号： L7086A  ISSN： 1881-364X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物寄生性線虫は,世界中で様々なタイプの農作物を深刻な被害を与えている。植物寄生性線虫の生態作用に関する研究は,効率的で環境に優しい管理方法を開発するために,グループ形成を含めて不可欠である。本論文では,マイクロチャンバ装置を用いて,植物寄生性線虫Meloidogyne incognitaの挙動を研究するための新しい方法を報告する。この方法を用いることで,M.incognitaの周期的な行動を明確に観察した。一方,著者らは,M.incognitaが波板の側壁付近やまたは角部に留まる傾向があることを確認した。これらの結果は,物理的接触がM.incognitaの行動に変化をもたらす可能性があることを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *寄生動物 ,  行動科学 ,  実験装置 ,  マイクロマシニング ,  *サツマイモネコブセンチュウ ,  サツマイモ ,  数学モデル ,  個体群 ,  農作物 ,  植物被害
準シソーラス用語： *Meloidogyne incognita ,  チャンバ ,  管理方法 ,  行動分析 ,  集団モデル ,  集団行動 ,  農作物被害

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (9件)：

• Williamson, V.M.; Gleason, C., Curr Opin. Plant Biol., 2003, 6, 323-333
• Conklin, R., Environ Policy Law, 2006, 36, 282-285
• Hewlett, T.E.; Hewlett, E.M.; Dickson, D.W., J. Nematol., 1997, 29, 737-741
• Williamson, V.; Wang, C.; Lower, S., Nematology, 2009, 11, 453-464
• Pandey, S.; Joseph, A.; Lycke, R.; Parashar, A., Adv. in Biosci. Biotech., 2011, 2, 409-415

タイトルに関連する用語 (5件)： チャンバー ,  植物 ,  線虫 ,  集団行動 ,  分析