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J-GLOBAL ID：202002270070294685   整理番号：20A0826199

紙の特性を最大限に活用した湿度センサデバイスの開発

著者 (5件)： 春日貴章 (大阪大 産科研) ,  柳生瞳 (大阪大 産科研) ,  上谷幸治郎 (大阪大 産科研) ,  古賀大尚 (大阪大 産科研) ,  能木雅也 (大阪大 産科研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 70th  ページ： ROMBUNNO.K17-P2-16  発行年： 2020年03月16日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セルロースナノファイバーを原料とする透明な紙「ナノペーパー」は紙本来の軽量性,柔軟性,耐熱性と,優れた表面平滑性,電気絶縁性,高比誘電率を併せ持つ高機能材料である。これらの特性を活かし,折り曲げ可能な太陽電池や透明導電膜,トランジスタなど,環境負荷の低い「紙の電子回路素子」への応用研究が行われてきた。今後は素子同士を組み合わせ,用途に合わせて動作させる必要がある。紙の電子回路素子同士を組み合わせる上で課題となるのが,1)素子間の動作を整えるための受動素子の不足,2)湿度など外環境による影響,3)長期的な回路安定性の3点である。本研究ではまず,ナノペーパーを受動素子の一つであるコンデンサの誘電層として評価した。その後得られた知見を基に,紙本来の「吸水性」と「自然環境における分解性」を課題ではなく利点として活用した,分解性センサデバイスの実現を目指した。(著者抄録)

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  ナノファイバ ,  *紙 ,  *湿度センサ ,  折畳み ,  回路部品 ,  微生物分解性 ,  固体素子
準シソーラス用語： *セルロースナノファイバー ,  センサデバイス ,  *ナノペーパー ,  回路素子 ,  吸水性 ,  受動素子 ,  生分解性 ,  折曲げ

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  各種紙製品・紙製容器  (YL04030O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 紙 ,  活用 ,  湿度センサ ,  開発