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J-GLOBAL ID:202102215318053112   整理番号:21A2922591

レーザーを用いる分析技術 ラマン分光

Spectroscopy with Laser: Raman Spectroscopy.
著者 (2件):
資料名:
号: 10  ページ: 504-510  発行年: 2021年10月05日 
JST資料番号: S0128B  ISSN: 0386-2178  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・レーザー励起による分子の分極率の変化を伴う分子振動がラマン散乱光を生じる機構,hν0より高エネルギーのアンチスト-クス光よりも,低エネルギーのストークス光の方が強力であるため,これを主に利用。
・試料中の分子そのものから散乱光を生じるため標識が不要である,元素・化学結合や官能基等の化学的情報が取得可能,レーザー偏光方向の違いを利用して結晶特性情報が得られるといったラマン分光法の利点。
・赤外吸収とは選択率が異なり得られる振動スペクトルは相補的であるという特徴,蛍光の妨害を避けるため,高強度レーザーを用いた非線形光学効果を利用したコヒーレントアンチストークスラマン散乱。
・散乱効率の低いラマン散乱法を検出しやすくする,共鳴ラマン測定,表面増強ラマン散乱の原理と利用例。
・ラマン分光装置で微弱なラマン散乱光を測定するための3方式のうち,回折光学素子を用いてラマン散乱光を波長ごとに空間上で分離し,センサーアレイにより検出する方法の紹介。
・試料をライン状の励起ビームにより照明し,複数座標のラマンスペクトルをパラレルに検出する方法によるラマンイメージングの高速化と,生きたHeLa細胞の顕微ラマンイメージングの実例。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  ,  赤外・Raman・Rayleighスペクトル一般(分子) 
引用文献 (7件):
  • 濱口宏夫,岩田耕一:′′分光法シリーズ 1 ラマン分光法′′, p.13(2015),(講談社).
  • 長谷川健,尾崎幸洋:′′分析化学実技シリーズ 機器分析編 2 赤外・ラマン分光分析′′,日本分析化学会編,p.101 (2020),(共立出版).
  • 加納英明:生化学,91,820(2019).
  • P. L. Stiles, J. A. Dieringer, N. C. Shah, R. P. Van Duyne: Annu. Rev. Anal. Chem., 1, 601 (2008).
  • K. Hamada, K. Fujita, N. I. Smith, M. Kobayashi, Y. Inouye, S. Kawata: J. Biomed. Opt., 13, 044027 (2008).
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タイトルに関連する用語 (3件):
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