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J-GLOBAL ID：202102254847050555   整理番号：21A0329137

仮想同期発電機制御のためのPLLを用いた系統周波数検出の誤差低減

Reduction of Grid Frequency Detection Error Using PLL for Virtual Synchronous Generator Control

著者 (6件)： 加藤純 (東京都市大) ,  太田豊 (大阪大) ,  中島達人 (東京都市大) ,  三ツ木康晃 (東芝三菱電機産業システム) ,  寺園隆宏 (東芝三菱電機産業システム) ,  橋口弘 (東芝三菱電機産業システム)
資料名： 電気学会電力・エネルギー部門大会論文集(Web)  (電気学会電力・エネルギー部門大会(Web))
巻： 2020  ページ： ROMBUNNO.31 (WEB ONLY)  発行年： 2020年08月28日 
JST資料番号： U2192A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・分散型電源の普及に伴う系統安定度低下対策として,系統連系インバータに仮想慣性を持たせる仮想同期発電機制御をこれまで提案したが,PLLの検出誤差が増加する問題が判明。
・系統周波数の検出誤差低減が期待できる改良型PLLを導入。
・従来の乗算型PLLを移動平均フィルタで前処理するとともに,周波数検出値にレートリミッタをかけて過大な検出値を除去することが特徴。
・解析モデルによるシミュレーションの結果,改良型PLLの方が系統事故時に系統周波数検出誤差を低減できることが判明。
・改良型PLLを用いることで,仮想同期発電機制御インバータの応答もより適切になることを確認。

シソーラス用語： 分散型電源 ,  *連系系統 ,  *系統連系 ,  仮想機械システム ,  同期発電機 ,  位相同期ループ ,  *インバータ ,  制御 ,  電圧制御 ,  *系統運用 ,  測定誤差 ,  *周波数測定 ,  解析モデル ,  系統擾乱 ,  慣性力 ,  慣性
準シソーラス用語： PLL【信号】 ,  検出誤差

分類 (3件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  電力変換器  (NB08030B) ,  屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (8件)：

• M. Tsuyuki, Y. Ota, and T. Nakajima: “Virtual Synchronous Generator Control and Grid Voltage Control by Reactive Power Coordinated for PV Plant Inverter”, The 8th Solar Integration Workshop, Stockholm (2018-10)
• 露木雅也・太田豊・中島達人:「仮想同期発電機制御と無効電力による系統電圧制御を用いたインバータの系統安定化制御」, 電気学会B部門大会 (2017-09)
• 露木雅也・太田豊・中島達人:「想同期発電機制御と系統電圧制御を用いたインバータの系統安定化効果への影響」, 電気学会全国大会 (2018)
• J. Kato, T. Masaya, Y. Ota, T. Nakajima, Y. Mitsugi, H. Hashiguchi: “Realtime Simulation Studies on Power System Stabilizing Effect of Virtual Synchronous Generator for Grid-Connected Inverter”, The 9th Solar Integration Workshop, Dublin (2019-10)
• 田岡久雄・杉山浩則・河合正樹・酒井悠太:「同期化力インバータを用いた分散型電源による系統安定化」,電学論B, 136巻2号, pp.129-136 (2016)

タイトルに関連する用語 (4件)： 仮想同期発電機 ,  PLL ,  系統 ,  誤差低減