文献

J-GLOBAL ID：202202231282015953   整理番号：22A1148807

期待収益の最大化を目的とした風力・揚水発電機のバランシンググループ運用計画決定手法

Balancing Group Operation Schedule for Wind Farms and a Pumped-Storage Hydro Generator for Maximizing Expected Revenue

著者 (5件)： 稲垣舞子 (早稲田大) ,  金子曜久 (早稲田大) ,  藤本悠 (早稲田大) ,  林泰弘 (早稲田大) ,  簑津真一郎 (電源開発)
資料名： 電気学会全国大会講演論文集(CD-ROM)  (Annual Meeting Record, I.E.E. Japan (CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.6-125  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： S0653B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,風力発電機群(WF)出力の安定利用を実現するため揚水発電機を活用したバランシンググループ(BG)の構築について,その有効性について考察。
・WF出力の不確実性を確率密度分布予測により見積り,過去の市場価格やインバランス料金の傾向から算出される期待収益を最大化するようにBGの出力計画値を決定する手法。
・BG運用者は事前に供給電力の計画値を提出,運用時にはWFの出力予測誤差に合わせて揚水発電機の出力を調整,電力市場価格やインバランス料金単価に応じて収益を獲得。
・特徴的な代表日の運用を検証した数値実験の結果,提案手法では市場の価格遷移に合わせた運用を行うことでBGの収益の改善が可能であることを確認。

シソーラス用語： *風力発電 ,  *揚水発電 ,  出力 ,  不確実性 ,  確率分布 ,  密度分布 ,  予測 ,  価格 ,  *利益 ,  電力 ,  制度 ,  *計画
準シソーラス用語： インバランス料金制度 ,  *運用計画 ,  確率密度分布 ,  市場価格 ,  *収益

分類 (1件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X)

引用文献 (4件)：

• 藤本悠 ら:「気象アンサンブル予測を活用した自然勾配ブースティングによる風力発電出力の確率分布予測」, 令和4年電気学会全国大会, (2022).
• JEPX,「取引情報」,[Online]. Available: http://www.jepx.org/market/.
• 九州電力送配電,「インバランス料金単価」,[Online]. Available: https://www.kyuden.co.jp/td_service_wheeling_imbalance_index.html.
• 金子曜久 ら:「風力発電の安定利用を目的としたバランシンググループにおける揚水発電機の運転計画決定手法」, 電学論 B,Vol. 141,No. 2,pp. 79-87, (2021).

タイトルに関連する用語 (8件)： 期待 ,  収益 ,  最大化 ,  風力 ,  揚水発電 ,  グループ ,  運用計画 ,  手法