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J-GLOBAL ID:202202237695363317   整理番号:22A2047905

潜熱蓄熱材Na2HPO4・12H2O融液の相分離現象の観察とその発生機構に関する考察

Observation of Phase Segregation Phenomenon of Latent Heat Storage Material Na2HPO4・12H2O Melt and Supposition on Its Generation Mechanism
著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 152-160(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: S0110B  ISSN: 0386-216X  CODEN: KKRBAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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リン酸水素二ナトリウム12水塩は室内の空調や床暖房,特に医療用途への適用が期待される潜熱蓄熱材であるが,それとは結晶水の数が異なる7水塩は12水塩の融点より高い温度で安定に存在しうるので,長期にわたる蓄熱・放熱の繰返しにおいて12水塩の融液中に晶析して蓄積し,潜熱量の減少を引き起こす.本研究ではこのような相分離の発生を抑制するため,12水塩に熱サイクルを加えたときの融解凝固挙動を詳細に観察した.その結果,相分離の発生は潜熱量の減少のみならず核化温度の低下をもたらすことが明らかになった.この7水塩の晶析による相分離の発生は,7水塩の溶解過程における拡散速度の低下に起因しているとみられ,たとえば蓄熱装置に撹拌機構を設けるなど,融液中に形成されるNa2HPO4成分の濃度分極を解消すれば7水塩の液相線は実質的に消滅し,相分離の発生を防止できることが示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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エネルギー貯蔵  ,  断熱材,伝熱材 
引用文献 (23件):
  • Abhat, A.; “Low Temperature Latent Heat Thermal Energy Storage: Heat Storage Materials,” Sol. Energy, 30, 313-332 (1983)
  • Hirano, S. and T. Saitoh; “Mass and Cooling-Rate Dependences of Degree of Supercooling of Disodium Hydrogenphosphate Dodecahydrate,” J. Jpn. Inst. Energy, 80, 963-972 (2001)
  • Hirano, S., T. Saitoh, M. Oya and M. Yamazaki; “Temperature Dependence of Thermophysical Properties of Disodium Hydrogenphosphate Dodecahydrate,” J. Thermophys. Heat Transfer, 15, 340-346 (2001)
  • Hirano, S. and T. Saitoh; “Growth Rate of Crystallization in Disodium Hydrogenphosphate Dodecahydrate,” J. Thermophys. Heat Transfer, 16, 135-140 (2002)
  • ICDD (Intern. Centre Diffract. Data), Am. Ceramic Soc.; Powder Diffraction File 1999, Inorganic Phases, Sets 1-49, Data Card No. 10-191
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