特許
J-GLOBAL ID:202203019906788170

電気回路のシミュレーション方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折坂 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-144998
公開番号(公開出願番号):特開2022-039803
出願日: 2020年08月28日
公開日(公表日): 2022年03月10日
要約:
【課題】安定した数値計算を実現できる電気回路のシミュレーション方法を提供する。 【解決手段】方法は、解析対象の空間を定義するステップと、解析対象の空間を有限体積に分割すると同時に時間を離散化するステップと、有限体積及び時間について選点を定めるステップと、有限体積の選点に対し周囲の電荷や電流が遅延を伴って寄与する影響である遅延電位係数および遅延インダクタンスを計算するステップと、集中定数回路の回路網及び集中定数回路が接続される箇所について、集中定数回路と分布定数回路の接続条件に基づき、行列で表された境界条件の式を作るステップと、数値計算の初期値を定めるステップと、境界条件に基づき集中定数回路と分布定数回路の境界部の電位、電流及び電磁界を計算するステップと、分布定数回路内の電位・電流・電磁界を、遅延電位係数及び遅延インダクタンスを含む式に基づいて計算するステップと、を実行する。。 【選択図】図5
請求項(抜粋):
コンピュータが、分布定数回路を構成する多導体における電位と電流密度、前記分布定数回路に接続される集中定数回路を構成する素子における電位と電流、及び各回路からの電磁放射量を計算する、電気回路における電位、電流、及び周辺電磁界の計算方法であって、 解析対象の空間を定義するステップと、 定義した前記解析対象の空間を有限体積に分割すると同時に時間を離散化するステップと、 離散化した有限体積および時間について選点を定めるステップと、 離散化した前記有限体積の選点に対し周囲の電荷や電流が遅延を伴って寄与する影響である遅延電位係数および遅延インダクタンスを計算するステップと、 集中定数回路の回路網及び集中定数回路が接続される箇所について、集中定数回路と分布定数回路の接続条件に基づき、行列で表された境界条件の式を作るステップと、 数値計算の初期値を定めるステップと、 前記境界条件に基づき集中定数回路と分布定数回路の境界部の電位、電流、および電磁界を計算するステップと、 分布定数回路内の電位・電流・電磁界を、前記遅延電位係数および前記遅延インダクタンスを含む式に基づいて計算するステップと を実行することを特徴とする、電気回路のシミュレーション方法。
IPC (3件):
G06F 30/367 ,  G06F 30/23 ,  G06F 30/398
FI (3件):
G06F17/50 662G ,  G06F17/50 612H ,  G06F17/50 666V
Fターム (10件):
5B046AA07 ,  5B046FA06 ,  5B046JA04 ,  5B046JA10 ,  5B146AA21 ,  5B146DJ04 ,  5B146DJ07 ,  5B146EA08 ,  5B146GG24 ,  5B146GL10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 国際公開第2017/056574号
  • 国際公開第2019/181155号

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