抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,地球温暖化によるスキー場の将来積雪量の変化と,滑走可能日数の変化を予測したものである。気象庁のIPCCのA2シナリオに基づく高解像度地球温暖化予測モデルRCM20を用いた予測によると,有効データの得られた275のスキー場において,2031年~2050年にはほとんどのスキー場で積雪量が減少し,2081年~2100年になるとさらに減少することが明らかになった。また,電話アンケート調査で2008年シーズンの滑走可能日数を調査し,RCM20の予測結果を当てはめたところ,滑走可能日数は2031年~2050年になると現状の約1/3に減少し,2081年~2100年になると約1/6に減少することが明らかになった。(著者抄録)