抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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MgO(001)単結晶基板上に40nm厚のFe
100-xB
x(x=0,8,13,18,25at.%),Fe
100-ySi
y(y=0,2,6,10at.%),および,Fe
100-zAl
z(z=0,4,10,20,30at.%)合金膜を基板温度を室温から600°Cの範囲で変化させることにより形成した。反射高速電子回折法,X線回折法,および,高分解能断面透過型電子顕微鏡観察により,結晶特性を系統的に調べた。8at.%以下のB組成,用いた全てのSi組成(0~10at.%),20at.%以下のAl組成の範囲では,調べた全ての基板温度において,bcc格子の不規則A2構造を持つ(001)単結晶膜がエピタキシャル成長した。200,400,600°C以下でそれぞれ形成したFe
87B
13,Fe
82B
18,Fe
75B
25膜にはアモルファス相が含まれ,B組成の増加に伴い結晶化温度が上昇する傾向が認められた。200°C以上で形成したFe
70Al
30膜はbcc格子のB2(001)規則合金から構成され,基板温度の上昇に伴い規則度が増加した。(著者抄録)