抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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評定者が画像のどの部分に着目しているかは重要であり,複数の物理的要因を考慮して評価する必要がある。我々は今までに,画像領域別の符号化画質を考慮した多視点3D画像の品質評価を研究してきた。しかしながら,画像領域別に可視型電子透かしを考慮していなかった。符号化画質と領域別に透かし処理を行った場合の評価やコンテンツと合わせた相互関係は明らかでなく,画像領域別に可視型電子透かしを考慮し,符号化画質やコンテンツとの関係を明らかにする必要がある。本稿では,まず,領域別の3DCG画像と透かし画像に対して,クリッピングマスク処理を行うことにより,コンテンツに対する透かし領域画像を生成した。次に,H.265/HEVCで符号化させた多視点3DCG画像において,周波数領域変換による透かし処理を領域別に行った。これを視点毎に行い,視点を合成して,生成画像を得た。その後,生成画像に対して,8視点パララックスバリア方式における評価実験を行い,その結果を分析し,サポートベクターマシンを用いることにより,画像領域,符号化画質に関して,評定値の分類を行った。(著者抄録)