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J-GLOBAL ID:201702252571621925   整理番号:17A0139770

L10-FePt薄膜の表面形態と結晶性に及ぼす下地層の影響

Influence of Underlayer Material on the Surface and the Crystallographic Qualities of L10-FePt Alloy Thin Film
著者 (8件):
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巻: 116  号: 348(MR2016 30-40)  ページ: 63-67  発行年: 2016年12月01日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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L10構造を持つFePt薄膜を高密度記録媒体などのデバイスに応用するためには,膜表面平坦性を制御する必要がある。しかしながら高基板温度で製膜を行った場合,表面起伏の大きな膜が形成されてしまう。膜の平坦性には表面エネルギーが関係しているため,平坦膜を形成するために下地層として表面エネルギーの大きな材料を用いることが有効である。本研究では,SrTiO3(001)単結晶基板上に類似の結晶構造と格子定数を持つMgO,VC,VNを2nm厚の下地層として形成し,その上に10nm厚のFePt膜を600°Cの基板温度で形成した。そして,下地層材料がFePt膜の構造に与える影響について調べた。その結果表面エネルギーの大きいこれらの下地層はSrTiO3基板結晶上でエピタキシャル成長し,その上に形成したFePt膜はL10(001),(100),(010)の3種類のバリアントから成るエピタキシャル膜として成長した。FePt膜の表面起伏(Ra)は4.5nm(MgO)>1.3nm(VC)>0.3nm(VN)となり,MgOよりも表面エネルギーが大きなVCおよびVN下地層を用いることによって,表面平坦性に優れたFePt膜が得られることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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電子・磁気・光学記録  ,  薄膜成長技術・装置 
タイトルに関連する用語 (4件):
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