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J-GLOBAL ID：200902203854558528   整理番号：09A0454888

四国西部地域に分布する火山灰の研究

著者 (2件)： 榊原正幸 (愛媛大) ,  池田倫治 (四国総合研)
資料名： 愛媛大学社会連携推進機構研究成果報告書
号： 2  ページ： 12  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： L5786B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 愛媛県内の沖積平野と盆地周辺の第四系に挟在するテフラ層の岩石学的研究を行い,給源と年代を検討した。大洲市の富士山東部の更新統には富士山Iテフラ層と富士山IIテフラが挟在する。FT年代値は前者が1.5±0.3Ma,後者が1.4±0.3Maである。両者は斑晶鉱物組合せと化学組成も異なる。富士山IIテフラ層はカミングトン閃石を含むことから,別府湾北部に分布する酒野凝灰岩(1.1±0.3Ma)に対比される可能性が高い。松山市北部の縄文時代後期~古墳時代の堆積物に含まれる火山ガラスと斑晶鉱物は,その特性から,鬼界アカホヤテフラと姶良Tnテフラを起源とするものに,由布・鶴見火山群起源と考えられるテフラも混在する。

シソーラス用語： 愛媛県 ,  第四紀 ,  *火山砕屑物 ,  *テフロクロノロジー ,  *岩石記載 ,  供給源 ,  フィッション-トラック法年代測定

分類 (2件)： 第四紀  (DE02070C) ,  火山岩  (DE07040E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 四国 ,  地域 ,  分布 ,  火山灰 ,  研究