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J-GLOBAL ID:200902241962805069   整理番号:09A0890052

炭化した製紙スラッジ(CPS)の炭素固定量の評価

Evaluation of the Amount of Carbon Storage of Carbonized Paper Slag (CPS)
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 92-97  発行年: 2009年08月17日 
JST資料番号: G0435A  ISSN: 0470-6455  CODEN: NEKAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年は地球温暖化問題を発生する温室効果ガスが注目を集め,実現可能な炭酸ガスの回収や貯留技術の開発が重要になった。炭酸ガスの回収や貯留技術は,二酸化炭素の発生自体を抑制する技術,発生した二酸化炭素を回収する技術,大気中に放出した二酸化炭素ガスを吸収する技術に大別する。著者らは古紙の再生過程で発生する製紙スラッジに注目し,炭化処理する際の二酸化炭素排出量削減効果を推算した。填料に汎用する炭酸塩鉱物のカルサイト(方解石)は,トン当り二酸化炭素を10.1トンも固定化した。製紙スラッジを炭化処理すると灰化処理する場合に比べ,トン当り118.9kgの二酸化炭素排出量が低減した。固定化した炭素を放出しない用途として森林土に還元すると二酸化炭素固定化に有用と推奨した。
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分類 (4件):
分類
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各種酸塩鉱物  ,  土壌鉱物  ,  環境問題  ,  廃棄物処理 
引用文献 (23件):
  • IPCC WGI Fourth Assessment Report : "Climatic Change 2007". http://ipcc-wg1.ucar.edu/wg1/wg1-report.html. 2008
  • 中西亮介. 粘土科学. 2008, 47, 230-233
  • (財) 地球環境産業技術研究機構編. CO_2貯留テクノロジー. 2006, 35
  • 木村眞人. 土壌圏と地球温暖化. 2005, 51
  • 松本聡. 地球環境調査計測辞典. 2002, 908-922
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