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J-GLOBAL ID:200902284976488911   整理番号:09A0549669

有効状態密度の大きさの温度誘起変化:Aサイトが秩序化したペロブスカイト系CaCu3Ru4O12のNQR/NMR研究

Temperature-Induced Change in the Magnitude of the Effective Density of States: A NQR/NMR Study of the A-Site-Ordered Perovskite System CaCu3Ru4O12
著者 (8件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 054707.1-054707.8  発行年: 2009年05月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スピン-格子緩和速度(1/T<sub>1</sub>)とKnightシフト(K)の評価を含むNQR/NMR測定を,Aサイトが秩序化したペロブスカイト系CaCu<sub>3</sub>Ru<sub>4</sub>O<sub>12</sub>のCuおよびRu核スピンに対して行った。これはf電子を持っていないが,質量増大型の挙動を見せる。最高700Kまで測定したCuのT<sub>1</sub>の温度発展は十分高い温度で1/T<sub>1</sub>T=定数挙動を見せた。これからCu局在モーメントの存在が明瞭に否定される。これは過去に高密度Kondoシナリオにおける質量増大の起源として考えられていたものである。さらに,CuのKと(1/T<sub>1</sub>T)が2つの特性温度T<sub>F</sub>=20K,およびT<sub>X</sub>=180Kがある著しい温度依存性を見せた。これからT<sub>F</sub>およびT<sub>X</sub>で温度に誘起された微視的な電子特性の転移が示唆される。バンドの1つの有効状態密度がT<sub>F</sub><T<T<sub>X</sub>において著しい温度依存性を見せる2バンド模型を提案した。可能な原因を論じた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の無機化合物のNMR  ,  一般・無機化合物の核四重極共鳴スペクトル 
引用文献 (21件):
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