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J-GLOBAL ID：200902293657367671   整理番号：09A0875039

地球規模水循環変動が農業水利用に及ぼす影響評価の試み

著者 (4件)： 増本隆夫 (農村工学研) ,  堀川直紀 (農村工学研) ,  吉田武郎 (農村工学研) ,  谷口智之 (農村工学研)
資料名： 応用水文  (Applied Hydrology)
号： 21  ページ： 113-114  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： L3921A  ISSN： 1881-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 湿潤地域の水資源や農業水利用は,乾燥地と半乾燥地,乾期と雨期の存在により,同地域で大きな多様性がある。地球温暖化に関連して,農業水利用の多様性のモデル化と,それを用いた影響評価やシナリオ分析と対策の提案の可能性につき具体例を示した。まず,農業用水の影響評価の今後の対応は,多様な各種農地水利用形態を評価モデルに組み込み,流域レベルを対象に従来の集中型から分布型水文モデルへの移行が重要である。農業水循環のモデル化として,モンスーンアジアの水資源と水田農業の多様性,多様な農業水利用のモデル化につき検討した。さらに,水循環モデルを利用した影響評価と対策につき,融雪問題にみる影響評価,メコン河水循環の2020年の影響評価,渇水対策,異状洪水対策につき述べた。

シソーラス用語： *地球温暖化 ,  *水循環 ,  *農業用水 ,  環境アセスメント ,  地域 ,  モデル ,  流域 ,  水文モデル ,  ダム管理 ,  対策
準シソーラス用語： 洪水対策 ,  湿潤地域 ,  水循環モデル ,  評価モデル ,  分布型水文モデル

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (9件)：

• 清水克之・増本隆夫 (2006) 地形, 27(2): 235-244,
• 谷口智之ら (2007) 水文・水資源学会2007年度研究発表会: 62-63,
• Masumoto, T. et al.(2007) PAWEES 6th Intl. Conf., Seoul, Korea: 88-107,
• Pham, T. H. et al.(2008) Hydrological Processes: DOI:10.1002/hyp. 6942,
• 井上聡ら (2001) 地球環境, 6(2): 259-266,

タイトルに関連する用語 (5件)： 地球規模 ,  水循環 ,  農業水利用 ,  影響評価 ,  試み