ステップ応答に基づくARMAモデル同定法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：津川友士
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-135371
公開番号（公開出願番号）：特開平8-328604
出願日： 1995年06月01日
公開日（公表日）： 1996年12月13日
要約：

【要約】【目的】ステップ入力を用いて任意の次数のARMAモデルを高精度に同定する。【構成】ステップ入力信号をもとに、出力誤差の0〜q重積分の最小化を行い、任意の次数の制御対象の伝達関数の同定を行う。

請求項（抜粋）：

制御対象に対するステップ入力u(s)と制御対象からの出力y(s)との間でy(s)=K{B(s)/A(s)}u(s){ただし、B(s)=bmpsmp+bmp-1smp-1+・・・+b1s+1、A(s)=anpsnp+anp-1snp-1+・・・+a1s+1、sはラプラス演算子、A(s)は安定多項式でnp≧mp、Kはゲイン}の関係を満足するK,B(s),A(s)を定めることによりARMAモデルを同定する方法であって、B(s)とA(s)との次数m,nを定め、mとnと1との和以上の次数qの正定行列Wを設定し、B(s)/A(s)=1/P(s)となるP(s)=Pqsq+Pq-1sq-1+・・・+P1s+P0を設定するとともに、P0=1に設定し、数1によりKの値を得、数2の漸下式を順次演算することによりP1からPqまでの値を得、行列PP=(P1,P2,・・・,Pq-1,Pq)Tと、行列θ=(a1,a2,・・・,an-1,an,b1,b2,・・・,bm-1,bm)Tとの間でPP=Zθを満足する行列数3を設定し、θ=(ZTWZ)-1(ZTWPP)の演算を行うことを特徴とするステップ応答に基づくARMAモデル同定法。【数1】【数2】【数3】

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