特許
J-GLOBAL ID:200903028426052110
燃料電池セル及び燃料電池スタック
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-006467
公開番号(公開出願番号):特開2008-171783
出願日: 2007年01月15日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】部品点数や製造工程の増加を抑制しつつ、アノード電極とカソード電極との間に圧力差が生じる環境においても、固体高分子電解質膜の破損が生じ難い燃料電池セル、及び燃料電池スタックを提供すること。【解決手段】本発明によれば、固体高分子電解質膜を支持する第1及び第2支持部材における一方が、他方に比べて固体高分子電解質膜の面方向の内側方向に長く延びていると共に、固体高分子電解質膜の面方向の内側方向に長く延びている方の支持部材と、固体高分子電解質膜における他方の支持部材が当接する側に配置されるアノード電極又はカソード電極の電極縁端とが、固体高分子電解質膜を介して重なるように構成されている。よって、かかる部分における固体高分子電解質膜は支持部材によって補強されるので、アノード電極側及びカソード電極側からの加圧のいずれに対しても、固体高分子電解質膜に対するせん断応力の発生を防止できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜と、
その固体高分子電解質膜の面積より小さい面積を有し、前記固体高分子電解質膜の一方の面に、電極縁端が前記固体高分子電解質膜の縁端部の面方向の内側となるように配置されたアノード電極と、
そのアノード電極と対をなす電極であって、前記固体高分子電解質膜の面積より小さい面積を有し、前記固体高分子電解質膜の他方の面に、電極縁端が前記固体高分子電解質膜の縁端部の面方向の内側となるように配置されたカソード電極と、
前記アノード電極における前記固体高分子電解質膜とは反対側の面に配置され、前記アノード電極へ燃料ガスを供給する燃料ガス流路を形成可能な凹部を前記アノード電極側の面に有する導電性のアノード側セパレータと、
前記カソード電極における前記固体高分子電解質膜とは反対側の面に配置されて、前記アノード側セパレータと一対で前記固体高分子電解質膜の周縁を介装するセパレータであって、前記カソード電極へ酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路を形成可能な凹部を前記カソード電極側の面に有する導電性のカソード側セパレータと、
前記アノード側セパレータに一体化又は装着された部材であって、前記固体高分子電解質膜における前記アノード電極の電極縁端より面方向の外側にて前記固体高分子電解質膜に当接する第1支持部材と、
前記カソード側セパレータに一体化又は装着された部材であって、前記固体高分子電解質膜における前記カソード電極の電極縁端より面方向の外側にて前記固体高分子電解質膜に当接し、前記第1支持部材と一対で前記固体高分子電解質膜を挟んで支持する第2支持部材とを備え、
前記第1支持部材及び前記第2支持部材における一方の支持部材は、他方の支持部材に比べて前記固体高分子電解質膜の面方向の内側方向に長く延びており、
前記他方の支持部材に比べて前記固体高分子電解質膜の面方向の内側方向に長く延びている前記一方の支持部材と、前記固体高分子電解質膜に対して前記一方の支持部材の反対側に位置する前記アノード電極又は前記カソード電極の電極縁端とが、前記固体高分子電解質膜を介して重なっていることを特徴とする燃料電池セル。
IPC (3件):
H01M 8/02
, H01M 8/10
, H01M 8/24
FI (5件):
H01M8/02 E
, H01M8/10
, H01M8/02 B
, H01M8/02 R
, H01M8/24 E
Fターム (8件):
5H026AA06
, 5H026CC03
, 5H026CC08
, 5H026CC10
, 5H026CX04
, 5H026EE18
, 5H026HH02
, 5H026HH03
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (6件)
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