特許
J-GLOBAL ID:200903037389210052

鉄スクラップからの銅の分離、除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-304335
公開番号(公開出願番号):特開2003-105448
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 銅を随伴する鉄スクラップを無酸素雰囲気中で溶融し、比重の大きい溶銅相と比重の小さい溶鉄相を分離することにより溶鉄相中の銅濃度、溶銅相中の鉄濃度を低減できるが、溶鉄相中の銅含有量を4%以下とすることは実質的に不可能であった。【構成】 銅を随伴する鉄スクラップから銅を分離、除去するに当たり、該鉄スクラップを鉛および炭素とともに溶融し、Fe-C-Pb3元系融液を溶鉄相と溶鉛相の2液相に分離させ、溶鉛相中に溶鉄相より多くの銅を分配させる(銅分配比>2) ことにより溶鉄相中の銅濃度を低減させることを特徴とする銅を随伴する鉄スクラップからの銅の分離、除去方法。溶鉄相中の銅含有量を0.2wt%以下で限りなく0wt%に近づけることができる。さらに、溶鉛相を徐冷することにより溶鉛相中に分配された銅成分を比重差で分離、回収できる。
請求項(抜粋):
銅を随伴する鉄スクラップから銅を分離、除去するに当たり、該鉄スクラップを鉛および炭素とともに溶融し、Fe-C-Pb3元系融液を溶鉄相と溶鉛相の2液相に分離させ、溶鉛相中に溶鉄相より多くの銅を分配させることにより溶鉄相中の銅濃度を低減させることを特徴とする銅を随伴する鉄スクラップからの銅の分離、除去方法。
IPC (3件):
C22B 1/00 601 ,  C22B 7/00 ,  C22B 15/00
FI (3件):
C22B 1/00 601 ,  C22B 7/00 A ,  C22B 15/00
Fターム (4件):
4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001BA22 ,  4K001DA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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