特許
J-GLOBAL ID:200903086517678241

オリゴ糖の同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-232095
公開番号(公開出願番号):特開2006-047240
出願日: 2004年08月09日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 ケラタン硫酸と同様の組成を有するオリゴ糖を容易かつ正確に同定できるオリゴ糖の同定方法を提供する。【解決手段】 本発明のオリゴ糖の同定方法は、(i)下記一般式のいずれかで表される被検オリゴ糖を、ESI法又はMALDI法によってイオン化させ、得られたイオンのフラグメンテーションを1回以上行うことにより、当該オリゴ糖についての質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)に関する情報を得る工程、及び、(ii)(i)で得られた情報と、標準オリゴ糖についての質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)に関する情報とを比較する工程、を含有する。(Gal-GlcNAc)m、(GlcNAc-Gal)m、GlcNAc-(Gal-GlcNAc)m、Gal-(GlcNAc-Gal)m(Galはガラクトース残基を、GlcNAcはN-アセチルグルコサミン残基を、-はグリコシド結合を、mは1〜5の整数を示す。)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(i) 下記一般式(1)〜(4)のいずれかで表される被検オリゴ糖を、ESI法又はMALDI法によってイオン化させ、得られたイオンのフラグメンテーションを1回以上行うことにより、当該オリゴ糖についての質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)に関する情報を得る工程、及び、 (ii) (i)で得られた情報と、標準オリゴ糖についての質量分析のn乗スペクトル(nは2以上の整数)に関する情報とを比較する工程、 を含有する、オリゴ糖の同定方法。 (Gal-GlcNAc)m ...(1) (GlcNAc-Gal)m ...(2) GlcNAc-(Gal-GlcNAc)m ...(3) Gal-(GlcNAc-Gal)m ...(4) (式中、Galはガラクトース残基を、GlcNAcはN-アセチルグルコサミン残基を、-はグリコシド結合を、mは1〜5の整数をそれぞれ示す。GalとGlcNAcの少なくとも1つのヒドロキシル基は硫酸化されていてもよく、また、オリゴ糖の非還元末端側にさらにシアル酸がグリコシド結合していてもよい。)
IPC (3件):
G01N 27/62 ,  G01N 27/64 ,  G01N 33/483
FI (6件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 D ,  G01N27/62 G ,  G01N27/62 K ,  G01N27/64 B ,  G01N33/483 Z
Fターム (13件):
2G045AA40 ,  2G045BA13 ,  2G045BB01 ,  2G045BB05 ,  2G045BB10 ,  2G045BB41 ,  2G045BB50 ,  2G045BB51 ,  2G045CB30 ,  2G045DA30 ,  2G045FB01 ,  2G045FB06 ,  2G045JA01
引用文献:
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