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J-GLOBAL ID：200902209602402523   整理番号：09A0715797

高温ガス炉黒鉛構造物の設計用照射データの内外挿法による拡張-IG-110黒鉛構造物の設計用照射データの評価-

Expansion of Irradiation Data by Interpolation and Extrapolation for Design of Graphite Components in High Temperature Gas-cooled Reactor-Evaluation on IG-110 Graphite Irradiation Data for Component Design-

著者 (10件)： 國本英治 (日本原子力研究開発機構) ,  柴田大受 (日本原子力研究開発機構) ,  島崎洋祐 (日本原子力研究開発機構) ,  衛藤基邦 (東洋炭素) ,  衛藤基邦 (日本原子力研究開発機構) ,  塩沢周策 (日本原子力研究開発機構) ,  沢和弘 (日本原子力研究開発機構) ,  丸山忠司 (東京工大) ,  丸山忠司 (日本原子力研究開発機構) ,  奥達雄 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Research
ページ： 33P  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： G0711B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第4世代原子力システムの有力な候補の一つとして,超高温ガス炉(VHTR)が世界的に注目され研究開発が進められている。我が国では,日本原子力研究開発機構の試験研究炉である高温工学試験研究炉(HTTR)が運転中であり,高温ガス炉の実用化に向けた研究開発が進められている。高温ガス炉の炉内には黒鉛構造物が使用されるが,実用炉における使用条件はHTTRに比べてはるかに厳しいため,十分な照射データベースが整備されていない場合には照射データの拡充が必要である。一方,既存の照射データを活用し,合理的な内外挿方法を用いれば必要なデータベースを確保することができる。本報告書はHTTRで実績があり,VHTR用の主要銘柄であるIG-110黒鉛を対象に,寸法,熱伝導率,縦弾性係数,強度,熱膨張係数の照射効果と定常照射クリープ係数について,合理的な内外挿方法を示したものである。内外挿にあたっては,他銘柄の黒鉛の照射データを活用し,汎用的な方法を導出した。その結果,世界に先駆けてIG-110黒鉛の照射特性をVHTRの使用条件まで拡張することができ,設計に必要な図表を得ることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： HTGR型原子炉 ,  構造材料 ,  *グラファイト ,  *放射線効果 ,  照射損傷 ,  熱伝導率 ,  弾性係数 ,  機械的強度 ,  照射クリープ ,  熱膨張係数 ,  中性子照射 ,  *性能評価 ,  内挿法 ,  外挿法

分類 (2件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高温ガス炉 ,  黒鉛構造 ,  設計 ,  外挿法 ,  拡張 ,  評価