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J-GLOBAL ID：200902242079637756   整理番号：08A0829710

インドネシアにおけるナンヨウアブラギリの植栽及びバイオディーゼル(BDF)変換利用の現状

著者 (4件)： 吉田貴紘 (森林総合研) ,  田中良明 (森林総合研) ,  藤間剛 (森林総合研) ,  山本幸一 (森林総合研)
資料名： バイオマス科学会議発表論文集
巻： 3rd  ページ： 50-51  発行年： 2008年01月15日 
JST資料番号： L6019A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナンヨウアブラギリは世界の熱帯や亜熱帯地域に広く分布し,種子油は毒素を含むので食用にはできず,古くは灯油代替用,最近では石鹸用などとして使用されてきた。貧栄養土壌でも育つので,インドネシア政府は2006年1月,バイオ燃料利用推進の大統領令を出し,その一環として荒廃地にナンヨウアブラギリに大規模に栽培する計画を発表した。ただしこれから生産するバイオディーゼル(BDF)の利用計画は明確になっていない。一方インドネシアの露天掘り炭鉱は石炭採掘後,埋め戻しと緑化が義務付けられている。カリマンタン島の炭鉱ではこの緑化用にナンヨウアブラギリを植栽しており,既に62haに植栽し,2009年には400haを目標にしている。また350l/dのBDF製造プラントを設置し,BDFを軽油に10%混合して管理用車両の燃料にしている。将来は総軽油消費量の20%程度を代替する予定である。これらの作業の一部は地域住民に委託し,地域振興の役を狙っている。

シソーラス用語： *エネルギー政策 ,  ディーゼル燃料 ,  インドネシア共和国 ,  トウダイグサ科 ,  植栽 ,  生物燃料 ,  促進 ,  緑化 ,  露天採掘 ,  炭鉱 ,  跡地利用 ,  植物油脂 ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： アブラギリ属 ,  ナンヨウアブラギリ ,  *バイオディーゼル ,  荒廃地

分類 (2件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： インドネシア ,  ナンヨウアブラギリ ,  植栽 ,  バイオディーゼル ,  BDF ,  現状