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J-GLOBAL ID：201302232910785357   整理番号：13A1852485

社会資本整備の低炭素化に向けた「社会資本LCA」の開発状況と今後の展望

Development Histories and Future Prospects of “Infrastructure LCA” for the Low-Carbon Infrastructure

著者 (5件)： 角湯克典 (国土技術政総合研) ,  井上隆司 (国土技術政総合研) ,  神田真由美 (国土技術政総合研) ,  菅林恵太 (日本工営) ,  加藤博和 (名古屋大)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 9  号： 4  ページ： 280-286  発行年： 2013年10月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路・ダム・港湾等の社会資本は,コンクリートやアスファルト等の資材を大量に使用することや,構想から実施工までの期間が長い等の特徴を有する。社会資本整備に伴う二酸化炭素排出量の評価分析に当たっては,資材を大量に使用すること等からも,また,原材料の採取・資材製造・運搬等の間接的排出を評価することが必要であり,そのためのはライフサイクルアセスメント(LCA)の考え方が重要となる。国土技術政策総合研究所が開発した社会資本LCAの概要・活用事例と低炭素化を実際に進めていくための仕組みとして現在検討している施工者・事業者への支援や新しい社会制度について紹介した。また,社会資本整備の低炭素化に向けた今後の研究の方向性についても紹介した。社会資本整備及び環境負荷量算出の流れ,中温化アスファルト混合物のCO₂排出量の試算したトンネル施工研究事例,各種の低炭素施工技術を全国に普及させることによるCO₂排出量削減効果を推計した研究事例,また,新技術情報提供システムを活用した技術改善の仕組み等について説明した。

シソーラス用語： *インフラストラクチャー ,  整備 ,  地球温暖化 ,  環境保全 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  環境影響 ,  *負荷 ,  *減少 ,  環境アセスメント ,  都市開発 ,  国土計画 ,  国家政策 ,  研究所 ,  事例研究
準シソーラス用語： *二酸化炭素排出量削減 ,  *環境負荷低減 ,  国土技術政策総合研究所 ,  社会資本整備

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  生産関連一般  (RA01091K)

引用文献 (11件)：

• 岸田弘之,山本聡,曽根真理,並河良治,瀧本真理,神田太朗,木村恵子,下田潤一,菅林恵太,天野邦彦,池田鉄哉,竹本典道,松江正彦,武田ゆうこ,山岸裕(2012):社会資本のライフサイクルをとおした環境評価技術の開発に関する報告-社会資本LCAの実践方策-,国土技術政策総合研究所,茨城,441pp.
• 菅林恵太,曽根真理,木村恵子,神田太朗(2012):第7回 日本LCA学会研究発表会講演要旨集,千葉,402-403
• 神田太朗,曽根真理,岸田弘之,花木啓祐(2010):環境システム研究論文集,38,185-191
• 瀧本真理,曽根真理,岸田弘之,藤田壮(2010):環境システム研究論文集,38,203-212
• 曽根真理,木村恵子,神田太朗,菅林恵太,靏巻峰夫(2012):第7回日本LCA学会研究発表会講演要旨集,千葉,306-307

タイトルに関連する用語 (7件)： 社会資本整備 ,  低炭素化 ,  社会資本 ,  LCA ,  開発 ,  状況 ,  展望