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J-GLOBAL ID:201302238453063608   整理番号:13A1923748

牟婁層群中に発達する含角礫泥岩・砂岩の形成過程-「サラシ首層」の再検討-

Origin of brecciastone-bearing mudstone and sandstone in the Muro Group of the Shimanto Belt in the Kii Peninsula, Southwest Japan
著者 (16件):
資料名:
号: 59  ページ: 139-149  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: X0757A  ISSN: 0912-5760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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紀伊半島南部海岸地域に分布する中部始新統~下部中新統の牟婁付加体には,多様なサイズの砂岩および泥岩の角礫を含む砂岩あるいは泥岩の岩体が分布する。これらの岩体は,岩相的には堆積性ダイアピル岩体に類似するが,上昇運動を示す証拠は認められず,ロックフォールや土石流起源の堆積物と考えられる。付加体特有のスラスト運動に伴う高間隙水圧により,スラスト近辺の砂岩あるいは泥岩が液状化・流動化して,スラスト崖下に崩落し,規模に応じた距離を運搬され再堆積したものと推定される。「サラシ首層」は崩壊の規模が大きく,長距離を運搬された土石流堆積物である。これらの含角礫岩岩体は,付加体のスラスト下の海段に形成された崩壊堆積物と考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 

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