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J-GLOBAL ID：201502215701150002   整理番号：15A0196243

進化するキラル化学のイノベーション 凝縮相キラル分光学の現状と展望:溶液・薄膜・固体におけるキラリティの分光計測

著者 (3件)： 朝日透 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  荻野禎之 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  中川鉄馬 (早稲田大 大学院先進理工学研究科)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 66  号： 2  ページ： 97-108  発行年： 2015年02月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 凝縮相キラル分光学の最新の研究動向を次の項目に分類して紹介した。1)振動円二色性分光,ラマン光学活性分光,非線形キラル分光,円偏光発光分光など液相におけるキラル分光,2)円複屈折,円二色性の同時計測可能な高精度万能旋光計,高い異方性を持つ有機・無機ハイブリッド結晶,積層コラーゲン膜などの高精度万能旋光計による最近のキラル光学的研究。試料に磁場を印加するとイオンや電子の歳差運動により電子雲の粗密が変化し,ファラデー回転や磁気円二色性が観測される。電気旋光効果,磁気円二色性を観測することで試料の光に対する感受率である誘電率の対称成分と反対称成分がが外部刺激によりどのように変化するかを知ることができる。

シソーラス用語： 相 ,  性質 ,  スペクトロスコピー ,  *偏光測定 ,  *円偏光 ,  偏光計 ,  磁場効果 ,  Faraday効果 ,  誘電率 ,  コラーゲン ,  高分子膜
準シソーラス用語： 凝縮相 ,  キラル ,  分光学 ,  *円二色性分光法 ,  Faraday回転 ,  コラーゲン膜

分類 (1件)： 有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06082E)

タイトルに関連する用語 (13件)： 進化 ,  キラル ,  化学 ,  イノベーション ,  凝縮相 ,  分光学 ,  現状 ,  展望 ,  溶液 ,  薄膜 ,  固体 ,  キラリティ ,  分光計測