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J-GLOBAL ID:201602223650052272   整理番号:16A1133840

Helicoverpa armigera(鱗翅目:ヤガ科,オオタバコガ)の特異的プライマーペアを用いて捕食者の消化管含有物を分析する方法

A method of analyzing the gut contents of predators with a specific primer pair of Helicoverpa armigera (Lepidoptera: Noctuidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 501-504  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,Helicoverpa armigera(鱗翅目:ヤガ科,オオタバコガ)のために,種特異的プライマーペアを設計した。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において,これらのプライマーは,ターゲット種のリボソームRNA遺伝子の内部転写スペーサー1領域の断片(118bp)を増幅したが,テストしたH.armigeraを除く鱗翅目,半翅目,総翅目,クモ目,甲虫目の内部転写スペーサー1領域の断片は増幅しなかった。設計されたプライマーペアを用いて,著者らはestivo秋トマト,Solanum lycopersicum L.(ナス科),ナス,Solanum melongena L.(ナス科)の畑からそれぞれ採取した,クモ目およびOrius spp.(半翅類:ハナカメムシ科)の消化管含有物を分析した。クモ目9個体中7個体およびヒメハナカメムシ種個体183中2個体で,増幅されたH.armigeraDNAのフラグメントが検出された。したがって,著者らは,圃場においてクモ目とヒメハナカメムシ種がH.armigeraを餌食とすることを確かめた。実験室実験において,O.strigicollis(Poppius)(半翅類:ハナカメムシ科)が捕食したH.armigeraが検出される期間を,著者らは調べた。H.armigeraの初齢幼虫幼生を捕食したO.strigicollisの消化管におけるH.armigeraの検出率は,給餌8時間後に100%,12時間後に33%,16時間後と20時間後に17%であり,24時間経過後には,H.armigera DNAは検知されなかった。Copyright 2016 The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (20件):
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