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J-GLOBAL ID:201602251642951900   整理番号:16A0840963

Pbドーピングの(La0.9Dy0.1)0.8Pb0.2MnO3の磁気熱量効果と限界挙動に対する影響

Influence of Pb Doping on the Magnetocaloric Effect and Critical Behavior of (La0.9Dy0.1)0.8Pb0.2MnO3
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 2328-2333  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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筆者等は,改良Arrottプロット法を使って,ペロブスカイト型マンガン化合物(La<sub>0.9</sub>Dy<sub>0.1</sub>)<sub>0.8</sub>Pb<sub>0.2</sub>MnO<sub>3</sub>の磁化の磁場依存性,M(H),を解析した,限界パラメータ値,T<sub>C</sub>=248.4K,β=0.484±0.002,γ=0.961±0.012,およびδ=2.90±0.01を得た。これらの指数値で,T<sub>C</sub>近傍のM(H)はスケーリング関数M(H,ε)=|ε|<sup>β</sup>f<sub>±</sub>(H/|ε|<sup>β+γ</sup>)の二つのユニバーサルブランチになる。ここでε=(T-T<sub>C</sub>)/T<sub>C</sub>は換算温度,f<sub>+</sub>はT>T<sub>C</sub>に対して,そしてf<sub>ー</sub>はT<T<sub>C</sub>に対してである。理論モデルと比較して,筆者等の研究で得た指数値は平均場の理論(β=0.5,γ=1,およびδ=3)から推定される値に非常に近い。これは(La<sub>0.9</sub>Dy<sub>0.1</sub>)<sub>0.8</sub>Pb<sub>0.2</sub>MnO<sub>3</sub>にほぼロングレンジの強磁性次数が存在することを示す。M(H)データから筆者等は,強磁性-常磁性転移温度(T<sub>C</sub>)の近くで,磁気エントロピー変化が,相対冷却パワー(RCP)50J/kgに対応して,H=10Q<sub>e</sub>に対して約50J/kgの最大値(|ΔS<sub>max</sub>|)に達することも分かった。上記の検討に加えて,磁化の温度依存性,残留磁化(M<sub>r</sub>),および抗磁力(H<sub>C</sub>)を記録し,(La<sub>0.9</sub>Dy<sub>0.1</sub>)<sub>0.8</sub>Pb<sub>0.2</sub>MnO<sub>3</sub>で起こっている物理的プロセスについて調べた。Copyright 2015 The Minerals, Metals & Materials Society Translated into Japanese from English by JST.
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磁性材料 
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