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J-GLOBAL ID:201602275539253308   整理番号:16A1196704

CaO/SiO2比が異なるCaO-SiO2-Na2O-B2O3-TiO2-Al2O3-MgO-Li2Oフッ素フリーモールドフラックスの結晶化挙動のその場研究

In-situ Study of Crystallisation Behaviour of CaO-SiO2-Na2O-B2O3-TiO2-Al2O3-MgO-Li2O Fluorine-free Mould Fluxes with Different CaO/SiO2 Ratios
著者 (7件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 574-583(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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鋼連続鋳造におけるフッ素放出の環境問題への関心が高まり,フッ素フリーモールドフラックスの開発が不可欠である。フッ素フリーモールドフラックスの開発の主な課題は,モールドフラックスの結晶化挙動と密接に関連する熱伝導率の制御である。本研究では,CaO/SiO2比が0.9~1.2のCaO-SiO2-Na2O-B2O3-TiO2-Al2O3-MgO-Li2Oフッ素フリーモールドフラックスの結晶化挙動を,単一高温熱電対法(SHTT)および2重高温熱電対法(DHTT)を用いて調べた。SHTTを用いて開発した連続冷却変態(CCT)および時間-温度変態(TTT)曲線において,CaO/SiO2比の増加と共に結晶化温度は上昇し,潜伏時間は低減した。DHTTを用い,鋼連続鋳造における銅モールドとストランドの間の温度勾配をシミュレーションした。シミュレーションした温度場における結晶性変化の解析により,CaO/SiO2比の増加と共にフラックスの結晶性が増加することが分かった。X線回折(XRD),走査電子顕微鏡(SEM),およびエネルギー分散X線分光分析(XRD)により,種々の条件で生成した結晶相および結晶形態を解析した。フラックスの結晶化過程で生成した相には,CaSiO3,Ca2MgSi2O7およびCa11Si4B2O22が含まれていた。低CaO/SiO2比ではCaSiO3が主相であった。CaO/SiO2比の増加と共にCa2MgSi2O7およびCa11Si4B2O22の量が増加した。(翻訳著者抄録)
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鋳造法,鋳込 
引用文献 (44件):
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