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J-GLOBAL ID：201602285850152353   整理番号：16A1222507

熱可塑性CFRPの立体成形技術の確立(第9報)-熱可塑性炭素繊維シートの作製に関する研究-

著者 (3件)： 神山真一 (岐阜県産技セ) ,  浅野良直 (岐阜県産技セ) ,  佐藤幸泰 (岐阜県産技セ)
資料名： 岐阜県産業技術センター研究報告  (Reports of Industrial Technology Center Gifu Prefectural Government)
号： 10  ページ： 50-53  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： Z0375C  ISSN： 1882-2819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は,高比強度で軽量である等の優れた特性を利用して航空機や次世代自動車,環境分野等で注目されている。特に熱可塑性マトリックス樹脂を用いた熱可塑性CFRP(CFRTP)は,ハイサイクルでの加工が可能であることから各所で研究開発が行われている。当センターでは,ニット編成技術を活用した熱可塑性の炭素繊維中間体(CFニット)と炭素繊維シート(CFシート)を積層した立体加工用CFRTP板を作製する研究を実施する。今年度は,炭素繊維の繊維長とCFシートの物性強度の関係やCFシートまたはCFRTP板(CFシート積層)を加熱した場合のスプリングバック現象を確認した。また,改質PP繊維(繊維部作製)を使用したCFシートの接着性向上効果を検証した。最後に,CFニット中間材(繊維部作製)の層間にCFシートを積層したCFRTP板のシート挿入による補強効果と懸念される層間剥離の発生について検証を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *炭素繊維 ,  繊維長 ,  スプリングバック ,  強化プラスチック成形 ,  材料別板 ,  層間剥離 ,  曲げ強さ ,  ポリプロピレン繊維 ,  メリヤス ,  積層材料
準シソーラス用語： *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  炭素繊維布 ,  プラスチック板 ,  立体成形

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (5件)：

• 神山ら,岐阜県産業技術センター研究報告 No8,pp53-55.
• 神山ら,岐阜県産業技術センター研究報告 No9,pp41-44.
• 東出ら,第54回構造強度に関する講演会講演集,pp259-260,2012.
• 和志武,機能紙研究会誌,No.52,pp43-47,2013.
• 多加ら,石川県研究報告,Vol.64,pp7-10,2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱可塑性 ,  CFRP ,  立体成形 ,  炭素繊維シート ,  作製 ,  研究