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J-GLOBAL ID:201702214402954391   整理番号:17A0259458

ケルセチンは,蛍光プローブとしてのフッ化物イオンの認識に有用である。【JST・京大機械翻訳】

A Quercetin-Based Fluorescent Probe for the Recognition of Fluorid Ions
著者 (10件):
資料名:
巻: 36  号: 11  ページ: 3582-3587  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2093A  ISSN: 1000-0593  CODEN: GYGFED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ケルセチンは天然フラボノイド類化合物であり、植物の根、茎、葉、花と果実に広く存在する。ケルセチンは蛍光プローブとしてフッ素イオンを検出するのに良い選択性と敏感性を持つだけでなく、合成した蛍光体とは異なり、また、源が広く、環境に優しく、毒性がないなどのメリットがある。種々の陰イオン(F-,CL-,BR-,I-,CLO_4-,H_2PO_4-)をクエルセチンのジメチルスルホキシド(DMSO)溶液に添加し,ケルセチン溶液の蛍光強度を調べた。フッ素イオンの添加により,500NMでの蛍光ピークの強度は低下し,蛍光消光が起こり,その消光度はフッ素イオン濃度の増加とともに変化し,蛍光強度はフッ素イオン濃度の増加とともに減少し,直線的に変化することが分かった。一方,他のアニオンの添加はケルセチンとケルセチン-フッ素イオン系の蛍光発光強度にほとんど影響を与えず,他のアニオンがケルセチンのフッ素イオンに対する認識に影響しないことを示し,ケルセチンがフッ素イオンに対して良好な選択性を持つことを示した。蛍光滴定スペクトルと蛍光滴定曲線により、ケルセチンのフッ化物イオンに対する滴定方程式を得た。Y=-13.36X+173.4,線形関係はR2=0.991,線形範囲は1.0×10(-6)~8.0×10(-6)MOL L(-1)であった。検出限界は1.0×10(-7)MOL L(-1)であり,これはケルセチンがフッ素イオンの認識に高い感度を持つことを示した。更なる実験により,ケルセチンのフッ化物イオンの認識機構は,フッ素イオンの添加が溶液系の水素結合を破壊し,ケルセチン分子の共役状態を変化させ,分子内電荷移動を起こし,ケルセチンの蛍光消光を促進することを示した。この方法を用いて,サンプル中のマイクロの定量に成功し,回収率は100.67%-102.44%であり,その結果,安定性は良好であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分析機器  ,  分光分析 
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