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J-GLOBAL ID：201702216125572031   整理番号：17A0704514

選択的水素化のためのガルバニ置換法を用いたCoナノ粒子による炭素担持Pd-Co二金属触媒鋳型の合成【Powered by NICT】

Synthesis of carbon-supported Pd-Co bimetallic catalysts templated by Co nanoparticles using the galvanic replacement method for selective hydrogenation

著者 (5件)： Yoshii Takeharu (Division of Materials and Manufacturing Science, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1 Yamadaoka, Suita, Osaka 565-0871, Japan. [e-mail]) ,  Nakatsuka Kazuki ,  Kuwahara Yasutaka ,  Mori Kohsuke ,  Hiromi Yamashita
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 36  ページ： 22294-22300  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pd-Co二元金属触媒を,種々の温度での熱処理により蒸着したCo(salen)錯体前駆体の構造変化,続いてPdイオンとの電気的置換により,単一サイトナノ粒子の範囲の炭素担持Co触媒の制御された合成によって調製した。触媒は構造的にXRD,TEM,HAADF-STEM,XAFSおよびXPSを用いて特性化した。低濃度Co種を含む高度に分散したPd NPが形成され,Co NPの元のサイズは保持された。Pd種の電子状態によると二金属NPsのサイズに依存し,10.8nmの平均直径を有する触媒が最も電子豊富な状態であることが分かった。粒径だけでなく,Pdの電子状態はフェニルアセチレンの選択的水素化において高い触媒活性と選択性を達成する重要な役割を果たしている。600°Cで熱処理したCo触媒に基づいたPd-Co触媒は93%転化率で92%の選択性を示した。さらに,ガルバニ置換法により合成したPd-Co触媒は,単金属Pd触媒とPd-Co合金触媒よりも優れた性能を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *触媒 ,  粒径 ,  *パラジウム ,  キャラクタリゼーション ,  パラジウム触媒 ,  前駆体 ,  触媒活性 ,  *炭素 ,  *ナノ粒子 ,  電子状態 ,  選択性 ,  芳香族炭化水素 ,  アセチレン化合物
準シソーラス用語： *二金属触媒 ,  *ガルバニ置換 ,  *選択的水素化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： フェニルアセチレン

タイトルに関連する用語 (8件)： 選択的水素化 ,  ガルバニ置換 ,  CO ,  ナノ粒子 ,  炭素 ,  担持 ,  金属触媒 ,  鋳型