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J-GLOBAL ID：201702217402659467   整理番号：17A0365575

抗酸化活性を有するプロトカテク酸グラフト化キトサン膜の調製と特性化【Powered by NICT】

Preparation and characterization of protocatechuic acid grafted chitosan films with antioxidant activity

著者 (5件)： Liu Jun (College of Food Science and Engineering, Yangzhou University, Yangzhou 225127, Jiangsu, China) ,  Meng Chen-guang (College of Food Science and Engineering, Yangzhou University, Yangzhou 225127, Jiangsu, China) ,  Liu Shuang (College of Food Science and Engineering, Yangzhou University, Yangzhou 225127, Jiangsu, China) ,  Kan Juan (College of Food Science and Engineering, Yangzhou University, Yangzhou 225127, Jiangsu, China) ,  Jin Chang-hai (College of Food Science and Engineering, Yangzhou University, Yangzhou 225127, Jiangsu, China)
資料名： Food Hydrocolloids  (Food Hydrocolloids)
巻： 63  ページ： 457-466  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0877B  ISSN： 0268-005X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,新規キトサン(CS)に基づく活性フィルムはキトサン骨格上にプロトカテク酸(PA)のグラフト天然フェノール系酸化防止剤を開発した。異なるグラフト比を持つ三PAグラフト化CS(PA g CS)フィルムの物理化学的,機械的及び抗酸化特性を評価した。透明PA g CS膜は44.1から48.6μmまでにわたる厚さを持つ黄色がかった色を示した。CS膜とは対照的に,中及び高グラフト比を持つPA g CS膜は含水量の低下に,水蒸気透過性を示した。が,水溶解度と引張強さを増加させた。CS膜のUV光への障壁はPAをグラフトすることによって向上することができた。全色差の増加はPA g CS膜で観察され,PA g CS膜はより着色を示した。試験した膜の四種類の中で,グラフト比をもつPA g CS膜は最高の引張強さ(45.7 MPa)及び破断伸び(5.05%)を示した。熱重量分析によれば,PA g CS膜の最大重量損失速度は291.8 294.0°Cで現れた。抗酸化活性アッセイは,PA g CS膜はDPPHラジカルに対する用量依存性および時間依存性の両方の捕捉活性を有することを示した。著者らの結果は,PA g CS膜は新しい抗酸化剤食品包装材料として役立つと期待されることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 時間依存性 ,  引張強さ ,  *キャラクタリゼーション ,  熱重量分析 ,  含水量 ,  紫外線 ,  重量損失 ,  食品包装 ,  色差 ,  *移植片
準シソーラス用語： 抗酸化剤 ,  用量依存性 ,  透過性 ,  抗酸化能 ,  *抗酸化活性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 活性膜 ,  抗酸化活性 ,  キトサン ,  グラフト ,  プロトカテク酸

分類 (2件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  食品蛋白質  (FJ09020N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 抗酸化活性 ,  プロトカテク酸 ,  グラフト ,  キトサン膜 ,  調製 ,  特性化