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J-GLOBAL ID:201702219464103868   整理番号:17A0469755

ルーメン微生物相と発酵を変化させるとメタン産生を軽減するための添加剤としてのイチョウ果実抽出物【Powered by NICT】

Ginkgo fruit extract as an additive to modify rumen microbiota and fermentation and to mitigate methane production
著者 (4件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1923-1934  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ギンナン産業の未利用副産物であるGinkgo果実は,アナカルド酸として知られている抗菌性化合物を含んでいる。イチョウの二種類の主要な栽培品種,Kyuju(K)とTokuro(T)は,反芻動物の飼料添加物としての可能性を評価した。回分培養では,1.6%(果実等価)イチョウ果実抽出物無希釈ルーメン液における乾草と濃厚飼料の混合物を培養した。発酵の線量応答を決定するために他の一連の回分培養研究を行った。も品種Kによる第一胃シミュレーション法(RUSITEC)を用いた連続培養を行い,イチョウ抽出物および成分フェノール類への17種の代表的ルーメン細菌種の感受性をモニターするために純粋培養研究を実施した。両KとT抽出物はメタン減少し,増加したプロピオン酸を産生したが,その変化はK抽出物でより明らかにし,用量依存的であった。全ガス生産は≧3.2%用量で抑制され,1.6%が最適添加レベルであったことを示唆した。1.6%イチョウKを添加したRUSITEC発酵において,メタンが全ガスまたは総VFA生産に影響を及ぼすことなく,が酢酸減少し,プロピオン酸の増加と53%減少した。乾物,中性デタージェント繊維,酸性デタージェント繊維の消失は,イチョウの影響を受けなかったが,アンモニア濃度は減少した。定量的PCRは,水素及びギ酸生産に関連する原生動物,真菌,メタン生成菌,および細菌の豊度が減少したが,プロピオン酸生産に関連した細菌の豊度が増加することを示した。MiSeq分析(Illumina Inc.,San Diego,CA)はこれらの細菌の変化を確認し,古細菌群集変化,MethanobrevibacterとMethanomassiliicoccaceaeの減少とMethanoplanusの増加を含むを同定した。純粋培養研究結果は,上記細菌群集変化の知見を支持した。これらの結果は,イチョウ果実はメタン軽減とプロピオナート強化微生物選択によるに対する第一胃発酵を調節することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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牛 

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