抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告は,作業の省力化,効率化を目的に,半浸水フロート栽培法「浮き楽栽培」を活用した葉菜類栽培の作業改善事例を紹介する。まず,葉菜類の栽培作業の時間分析,タスク分析,作業姿勢評価,移動距離計測を行い,改善すべき課題を抽出した。その中でも定植時のフロート整列作業と収穫時の運搬作業に多くの作業時間,動線を要しており,この作業の改善を目指した。整列作業は,プールをホースで間仕切りすることで,搬入したフロートが回転せずに姿勢を保持したまま整列が可能となり,整列作業は不要となった。運搬作業は,試作したラジコン電動運搬機により,作業者の動線を短縮することができた。これらにより,従来の浮き楽栽培と比較して,定植作業は22%,収穫作業は14%作業時間の短縮が可能となった。(著者抄録)