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J-GLOBAL ID:201702233434631006   整理番号:17A0141969

慣性と戻り止め感覚を引き起こす触覚デバイスの移動距離および速度に対する心理的応答

Psychological response to moving distance and velocity of haptic device that evokes inertia and detent sensations
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1-7 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0946A  ISSN: 2432-1575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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目的:本稿では,運転シミュレータ(DS)のハンドルに”触覚デバイス”を装着し,運転者が感じる慣性や戻り止め感覚の特性を実験的に導いた。この”触覚デバイス”は,機械力フィードバックを用いて,指がタッチパッド上をスライドした場合,距離および速度に関して指のスライド動作を再現できる。試験テーマと手法:普通免許を持つ18歳から22歳の健康な学生が被験者として参加した。DS環境はハンドルに装着された”触覚デバイス”で構成した。25種の条件(5段階のスライド距離と5段階のスライド速度)の下で,触覚刺激を被験者に提示した。各被験者が直線状のDS道路を模擬運転しており,彼等が右手親指でパッドを操作する中で,比較刺激が個々に提示される。大きさ推定手法を用いて,各パッド操作において親指で知覚した慣性および戻り止め感覚の範囲を示す心理学的量を測定した。結論:すべての被験者は,触覚デバイスからの慣性および戻り止め感覚を知覚した。しかし,最大移動距離0.8mm以下の速度変更は知覚不能であった。また,他のすべての条件下で,最大移動距離および速度の独立的増加は慣性と戻り止めに関わる心理的感覚の著しい増大の原因となる。最大移動距離および速度と,慣性および戻り止めに関する心理的感覚との間の関係に関して,設計基礎データとして役立つ”べき指数”を得た。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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人間機械系 
引用文献 (13件):
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