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J-GLOBAL ID：201702236800440605   整理番号：17A0602767

解体とリサイクル,廃棄物処理 放射能汚染土の分級減容化と再生利用に関する検討

著者 (3件)： 田中真弓 (鹿島建設) ,  川端淳一 (鹿島建設 技研) ,  小澤一喜 (鹿島建設 技研)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 69  号： 5  ページ： 67-72  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 除染作業で発生した大量の除去土壌等の減容化のため,分級・化学処理・熱処理の3つが主要な技術として確立されつつある。本研究は,分級による減容化効果を検討するため,実汚染土壌としてグラウンドの土を用いた現地試験と,粒径2mm以上の分級後土壌をセメント改良した後の土壌の溶出試験により土木資材としての利用可能性を検討した。その結果,分級洗浄によって得られた粒径0.075mm以上の砂は放射性セシウム濃度が8000Bq/kg以下となり,さらにセメント改良することによって溶液中への放射性セシウムの溶出率も低くなるため,土木資材としての再利用の可能性の高いことが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 福島県 ,  *汚染土壌 ,  放射能除染 ,  *浄化 ,  *再利用 ,  再生 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  廃棄物減量化 ,  分級 ,  土木材料 ,  実証実験 ,  ソイルセメント ,  溶出試験【化学物質】 ,  セシウム放射性同位体 ,  除去 ,  操作 ,  減容
準シソーラス用語： 放射性セシウム

分類 (1件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (3件)：

• 奥島修二・塩野隆弘・石田聡・吉本周平・白谷栄作・濵田康治・人見忠良・樽屋啓之・今泉眞之・中達雄,浅代かき強制排水による水田土壌中の放射性物質除染法の有効性に関する事前検討,土壌の物理性,Vol.121,pp.43-48,2012.08.
• 地盤工学会,土質試験-基本と手引き-(第二回改訂版),p27,2010.03.
• 山口紀子・高田裕介・林健太郎・石川覚・倉俣正人・江口定夫・吉川省子・坂口敦・朝田景・和穎朗太・牧野知之・赤羽幾子・平舘俊太郎,土壌-植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因,農環研報,Vol.31,pp.75-129,2012.03.

タイトルに関連する用語 (7件)： 解体 ,  リサイクル ,  廃棄物処理 ,  放射能汚染土 ,  分級 ,  減容化 ,  再生利用