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J-GLOBAL ID：201702246474142590   整理番号：17A0397439

エステラーゼEst25突然変異体の結晶構造及び特性化は(S)-ケトプロフェンエチルエステルに対するエナンチオ選択性の改善を明らかにする

Crystal structure and characterization of esterase Est25 mutants reveal improved enantioselectivity toward (S)-ketoprofen ethyl ester

著者 (6件)： KIM Jinyeong (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  SEOK Seung-hyeon (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  HONG Eunsoo (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  YOO Tae Hyeon (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  SEO Min-duk (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  RYU Yeonwoo (Ajou Univ., Suwon, KOR)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 6  ページ： 2333-2342  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,エステラーゼEst25突然変異体の高分解能結晶構造を取得し,野生型酵素と比較し,変異体酵素のエナンチオ選択性の改善の原因を調べた。結合ポケット及び活性部位への入り口の穴のサイズがアミノ酸Phe72及びLeu255の置換によって変化するので,酵素の活性及びエナンチオ選択性もまた変化した。対照的に,突然変異体の安定性は,酵素表面に位置するアミノ酸の置換後に低下した。しかしながら,突然変異体は最適反応温度で酵素活性を維持しているので,突然変異体は工業的にさまざまな応用が可能である。以上の結果から,酵素工学分野での結晶構造解析の重要性を確認した。

シソーラス用語： *エステル結合ヒドロラーゼ ,  突然変異体 ,  *結晶構造 ,  *立体選択性 ,  塩基対置換 ,  結合部位 ,  活性部位 ,  最適条件 ,  条件 ,  熱安定性 ,  基質特異性 ,  非ステロイド系消炎薬 ,  アミノ酸残基 ,  芳香族ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： *Est25 ,  アミノ酸置換 ,  *エナンチオ選択性 ,  反応条件

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (2件)： ケトプロフェン ,  (S)-ケトプロフェンエチル

タイトルに関連する用語 (5件)： エステラーゼ ,  突然変異体 ,  結晶構造 ,  特性化 ,  エナンチオ選択性