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J-GLOBAL ID：201702249632378604   整理番号：17A0324349

プロテオーム解析はクオラムセンシング調節毒性因子と生物膜産生を阻害するクルクミンによるPseudomonas aeruginosa PAO1における鉄恒常性と酸化ストレス応答の調節を明らかにする【Powered by NICT】

Proteomic analysis reveals modulation of iron homeostasis and oxidative stress response in Pseudomonas aeruginosa PAO1 by curcumin inhibiting quorum sensing regulated virulence factors and biofilm production

著者 (6件)： Sethupathy Sivasamy (Department of Biotechnology, Alagappa University, Science Campus, Karaikudi 630 004, Tamil Nadu, India) ,  Prasath Krishnan Ganesh (Department of Biotechnology, Alagappa University, Science Campus, Karaikudi 630 004, Tamil Nadu, India) ,  Ananthi Sivagnanam (Laboratory of Molecular Virology and Cell Biology, Department of Biotechnology, Indian Institute of Technology Madras, Chennai 600 036, Tamil Nadu, India) ,  Mahalingam Sundarasamy (Laboratory of Molecular Virology and Cell Biology, Department of Biotechnology, Indian Institute of Technology Madras, Chennai 600 036, Tamil Nadu, India) ,  Balan Samiraj Yesu (Department of Biotechnology, Alagappa University, Science Campus, Karaikudi 630 004, Tamil Nadu, India) ,  Pandian Shunmugiah Karutha (Department of Biotechnology, Alagappa University, Science Campus, Karaikudi 630 004, Tamil Nadu, India)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 145  ページ： 112-126  発行年： 2016年 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,参照株Pseudomonas aeruginosa PAO1と臨床分離株32株に対する既知のクオラムセンシング抑制剤(QSIs)の影響を評価することであった。評価QSIsの中で,クルクミンは参照株と同様に全ての臨床分離株におけるクオラムセンシング(QS)調節毒性因子とバイオフィルム産生の産生を効果的に阻害した。,クルクミンによるQS阻害に関与する基本的分子機構を明らかにしようと考えた。プロテオーム,質量分析と遺伝子オントロジー解析は特異的に調節された蛋白質が実際に鉄の獲得、鉄の貯蔵,反応性酸素種の解毒と病原性因子産生のための代謝中間体の合成に関与していることを明らかにした。in vitroアッセイはまたカタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ,ピオシアニンとピオベルジン産生の変化とクルクミン曝露PAO1H_2O_2への感度を確認した。すべてのこれらの結果は,クルクミンがPAO1の鉄恒常性と酸化ストレス応答に影響を及ぼすことによってQS及び生物膜形成を抑制することを示す。さらに,20連続継代PAO1クルクミンへの連続曝露は毒性因子とバイオフィルム産生を阻害するクルクミンの有効性に影響を及ぼさない。,クルクミンはPAO1からの選択圧を刺激明らかにない病原性因子産生及び生物膜形成を阻害することを仮定した。緑膿菌の標準株に対する有効な,良く知られたQSIsの大部分は緑膿菌の臨床分離株のQS制御病原性決定基に対する無効,QS阻害剤に対する抵抗性の存在を示唆した。非毒性性質,広い範囲の薬理学的利点と本研究におけるP.aeruginosaの試験した全ての臨床分離株のQS制御病原性因子を阻害する能力は,P.aeruginosaに対する強力なきっ抗薬としてのクルクミンを可能にした。クルクミンに対するP.aeruginosaのプロテオミクスに関する研究抗緑膿菌療法の開発に大きな意義を持つことが期待される。結果は病原性因子産生に関与する代謝中間体の抗酸化酵素,鉄輸送と生合成を標的とすることにより病原性を減弱するクルクミンの能力を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 活性酸素 ,  臨床分離菌 ,  病原性 ,  カタラーゼ ,  *緑膿菌 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  *鉄 ,  プロテオミクス ,  *酸化ストレス ,  in vitro実験 ,  *プロテオーム ,  *毒性因子 ,  *クオラムセンシング ,  *バイオフィルム ,  ペルオキシダーゼ ,  *微生物 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン
準シソーラス用語： *生物膜 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： クオラムセンシング ,  クオラムセンシング阻害 ,  緑膿菌PAO1 ,  クルクミン ,  鉄恒常性 ,  酸化ストレス

分類 (2件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (12件)： プロテオーム解析 ,  クオラムセンシング ,  調節 ,  毒性因子 ,  生物膜 ,  阻害 ,  クルクミン ,  Pseudomonas ,  鉄 ,  恒常性 ,  酸化ストレス ,  応答