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J-GLOBAL ID：201702253095401948   整理番号：17A0707008

人工光合成プラント実現に向けた光触媒技術の開発 前編 水の光分解システム

著者 (2件)： 山田太郎 (東大 大学院工学系研究科) ,  堂免一成 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 45  号： 6  ページ： 68-71  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模化学工業において,炭酸ガス固定化による温室効果ガス削減と再生可能エネルギー利用の双方を同時に実現して,太陽光を直接回収・利用して持続可能なエネルギーサイクルを実現しようとする「人工光合成プラント」実現に向けて,太陽エネルギー回収分野の研究開発が進められている。本文は,太陽エネルギー回収技術の一つである光触媒技術について,その前編として水の光分解システムを解説した。水の完全光分解触媒の形態と動作を比較して説明するために,p型素材光触媒のチタン酸ストロンチウム(SrTiO₃)とn型のバナジン酸ビスマス(BiVO₄)を例にして述べた。

シソーラス用語： *光合成 ,  *光触媒反応 ,  発電所 ,  太陽エネルギー ,  エネルギー回収 ,  光分解 ,  *接触分解 ,  チタン酸ストロンチウム ,  バナジウム酸塩 ,  ビスマス化合物 ,  エネルギー ,  循環
準シソーラス用語： エネルギーサイクル ,  バナジン酸ビスマス ,  *光触媒分解 ,  持続可能エネルギー ,  *人工光合成 ,  太陽光プラント

分類 (2件)： 太陽エネルギー  (LB03030Q) ,  光化学反応  (CB08020F)

引用文献 (7件)：

• 「二酸化炭素原料化基幹化学品 製造プロセス技術開発」平成26年度事業原簿公開版 http://www.nedo.go.jp/content/100571791.pdf
• A. Fujishima,K. Honda: Nature,238,37(1972)
• K. Domen, S. Naito, M. Soma, T. Onishi, K. Tamaru: J. Chem. Soc. Chem. Commn., 12, 543 (1980)
• Y.-L. Ham, T. Hisatomi, Y. Goto, Y. Moriya, Y. Sakata, A. Yamakata, J. Kubota, K. Domen: J. Mater. Chem. A, 4, 3027 (2016)
• Q. Wang, T. Hisatomi, Y. Suzuki, Z. Pan, J.-S. Seo, M. Katayama, T. Minegishi, H. Nishiyama, T. Takata, K. Seki, K. Kudo, T. Yamada. K. Domen: J. Am. Chem. Soc., 139, 1675 (2017)

タイトルに関連する用語 (6件)： 人工光合成 ,  プラント ,  光触媒 ,  開発 ,  水 ,  光分解