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J-GLOBAL ID：201702253529166130   整理番号：17A0628619

TMCPによるギアシャフト鍛造品の材質制御技術(スマート鍛造プロセス)の開発(第1報)平成23~25年 戦略的基盤技術高度化支援事業の成果

著者 (21件)： 内田清 (川上鉄工所) ,  林祥次 (川上鉄工所) ,  山本邦彦 (川上鉄工所) ,  川上朋弘 (川上鉄工所) ,  木村峯男 (川上鉄工所) ,  川井英史 (川上鉄工所) ,  岩藤健太 (川上鉄工所) ,  川上陽亮 (川上鉄工所) ,  日野実 (広島工大) ,  村上浩二 (岡山県工技セ) ,  村岡賢 (岡山県工技セ) ,  吉川満雄 (岡山県工技セ) ,  福田忠生 (岡山県大) ,  尾崎公一 (岡山県大) ,  亀山寛司 (中国職業能力開発大) ,  川坂将史 (中国職業能力開発大) ,  横田尚之 (岡山県産業振興財団) ,  三竿真紀 (岡山県産業振興財団) ,  小川洋子 (岡山県産業振興財団) ,  喜井敏恵 (岡山県産業振興財団) ,  深井康光 (岡山県産業振興財団)
資料名： JFA  (JFA)
号： 58  ページ： 77-86  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： S0205C  ISSN： 1347-5746  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱間鍛造分野においては,圧延鋼材に比べ鍛造品の形状が複雑であるため,加工熱処理における温度,加工率,冷却の均一制御が難しく,加工熱処理(TMCP)化が拒まれてきた。しかし,鍛造業のさらなる発展,競争力強化のためには,TMCPの適用拡大,進歩が必須と考えられる。そこで本稿では,自動車のメインシャフトなどの異径状動力伝達用ギアシャフト鍛造品を対象に,焼鈍や焼準を必要としない鍛造-焼鈍TMCPの研究に取り組んだ。その結果,1)熱間鍛造(加工成形)と焼鈍(材質制御)とが同時に行えるスマート鍛造プロセスを開発した。2)熱間鍛造した熱い鍛造品を直ちに恒温焼鈍するTMCPであり,適切な(F+P)組織に変態させることによって,鍛練成形に加えて,良質な材質(被削性,浸炭性)も同時に作り込むことができる。3)新プロセスは3つの要素技術(制御鍛造,予備冷却,2段恒温処理)により,狙い通りの(F+P)組織に変態できる。などの技術を開発した。

シソーラス用語： 軸受 ,  歯車 ,  温度制御 ,  冷却速度 ,  *金属組織 ,  オーステナイト ,  結晶粒微細化 ,  押込硬さ ,  冷却 ,  *鍛造 ,  *加工熱処理 ,  熱処理 ,  恒温変態 ,  フェライト ,  パーライト ,  熱間鍛造 ,  鍛造品 ,  *恒温熱処理 ,  相転移
準シソーラス用語： 2段恒温処理 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  加工熱処理プロセス ,  均一化 ,  硬さ分布 ,  *制御鍛造

分類 (3件)： 鍛造技術  (WC05020H) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (13件)：

• 鹿内伸夫 他:JFE技報 No.18(2007年11月)P.1
• 牧 正志 他:鉄と鋼 Vol.100(2014)No.9 P.14
• 木村達巳:JFE技報 No.26(2010年8月)P.30
• 畠 英雄 他:R&D神戸製鋼技報 Vol.50 No.1(Apr.2000)P.29
• 西郡 榮:JFA 2005 SEPTEMBER No.13 P.36

タイトルに関連する用語 (13件)： ギア ,  シャフト ,  鍛造品 ,  材質 ,  制御技術 ,  鍛造プロセス ,  開発 ,  戦略 ,  基盤技術 ,  高度化 ,  支援 ,  事業 ,  成果