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J-GLOBAL ID：201702256515722721   整理番号：17A0218085

平成28年(2016年)熊本地震の建物被害調査報告

Preliminary Reconnaissance Report of the 2016 Kumamoto Earthquake

著者 (3件)： 玉井宏章 (長崎大) ,  安武敦子 (長崎大) ,  一ノ瀬直人 (長崎大)
資料名： 長崎大学大学院工学研究科研究報告(Web)  (Reports of Graduate School of Engineering, Nagasaki University (Web))
巻： 47  号： 88  ページ： 39-46 (WEB ONLY)  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： U0100A  ISSN： 1880-5574  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年熊本地震の建物被害調査を行い,振動特性を分析した。KiK-net益城観測点記録から得た地動加速度,地動速度,地動変位の時刻歴応答波形を分析し,一次元等価減衰波動理論により表層地盤の増幅特性を検討した。また布田川断層群延長上の長崎県島原断層群付近の歴史的地震活動を整理した。さらに益城町近傍の鉄骨造建物の被害状況,残留変形・移動方向等を調査した。その結果,1)鉄骨造建物では旧耐震基準建築の多くは大破し,新耐震基準建築でも大破・倒壊したものがあること,2)倒壊・大破建物では第一層部において東西方向に大きな残留層間変形が生じ,地動軌跡の最大変位西方向と対応していること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *大地震 ,  災害調査 ,  地震観測網 ,  *地震加速度 ,  地震動 ,  地震断層 ,  長崎県 ,  *歴史地震 ,  鋼構造 ,  設計基準 ,  *耐震性 ,  剪断変形
準シソーラス用語： *平成28年熊本地震 ,  KiK-net ,  地動加速度 ,  耐震基準 ,  層間変形

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熊本地震 ,  建物被害 ,  調査報告