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J-GLOBAL ID:201702260603058116   整理番号:17A0703069

ラット尿中のアクリルアミドの毒性に対するケルセチンのメタボノミクス解析【Powered by NICT】

Metabonomic analysis of quercetin against the toxicity of acrylamide in rat urine
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 1204-1214  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ケルセチンはメタボノミクス技術を用いたアクリルアミド(AA)の毒性に対する保護効果を有するかどうかを決定することを目的としている。ランダム,ラットを対照群,AA処理群,ケルセチン治療群とケルセチンとAA処理群に分けた。クエルセチンとAAに16週間胃内投与と飲料水により毎日ラットに投与した。尿のメタボノミクスプロファイルを検出するために,超高速液体クロマトグラフィー/質量分析を用いた。全部で15種の代謝物,AA曝露(GAMA,AAMA及びイソAAMA)及びケルセチン曝露(クエルセチン及びイソラムネチン)のバイオマーカーを同定した。対照群と比較して,AA処理群でGAMA,AAMA,iso AAMA,サリチル酸グルクロニド,vinylacetylglycine,PE(20:1(11Z)/14:0),7-ケトデオキシコール酸,システイン酸,p-クレゾール硫酸塩,およびL-システインの強度は統計的に有意に増加した(p<0.01),AA処理群で2-インドールカルボン酸,3 アセトアミドブタナール,キヌレン酸の強度は統計的に有意に減少した(p<0.01)。上記代謝産物は有意にAA処置群(p<0.01またはp<0.05)と比較して,ケルセチン(50mg/kg体重)とAA処置群において改善された。しかし,クエルセチン(50mg/kg体重)とAA処理群におけるこれらの代謝物の強度は,対照群(p<0.01またはp<0.05)のそれらと有意に異なっていた。以上の結果は,ケルセチンがAA誘導毒性に対する部分的保護作用を有することを示唆した。保護効果は脂肪酸代謝とアミノ酸代謝の調節を含み,抗酸化防御システムを強化した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  植物の生化学 

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