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J-GLOBAL ID:201702264038341180   整理番号:17A0703099

食事性フラボノイド,ルテオリンとケルセチンは上皮間葉転換シグナル伝達を介してUBE2Sの還元による子宮頚癌の浸潤を阻害する【Powered by NICT】

Dietary flavonoids, luteolin and quercetin, inhibit invasion of cervical cancer by reduction of UBE2S through epithelial-mesenchymal transition signaling
著者 (12件):
資料名:
巻:号:ページ: 1558-1568  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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はこれまでに食事性フラボノイド,ルテオリンおよびクエルセチンは,上皮間葉移行(EMT)シグナル伝達を逆転させることによって子宮頚癌の浸潤性を阻害する可能性があることを報告した。しかし,ルテオリン及びクエルセチンによる調節機構はまだ不明である。本研究では,ルテオリンとケルセチンによるEMTシグナル伝達と阻害を介してユビキチンE2Sリガーゼ(UBE2S)による侵襲性活性化を分析した。UBE2S発現はA431親(A431P)細胞よりも高度に侵襲性のA431サブグループIII(A431III)で有意に高いことを見出した。UBE2S低分子干渉(si)RNAノックダウンと過剰発現実験はUBE2SはEMTシグナル伝達を介して癌細胞の移動および浸潤能を増加させることを示した。ルテオリンとクエルセチンはUBE2S発現を有意に阻害した。UBE2SはvonH ippel-Lindau(VHL)と低酸素誘導因子(Hif)- 1αと正の相関と負の相関を示した。著者らの知見は,悪性腫瘍における高UBE2SはEMTシグナル伝達を介して細胞運動性に寄与し,ルテオリンとクエルセチンにより逆転されることを示唆した。UBE2Sは子宮頚癌におけるHif 1αシグナル伝達に寄与するかもしれない。これらの結果は,UBE2S発現を減少させることによりルテオリンとケルセチンによる子宮頚癌の転移阻害を示し,子宮頚癌の運動性におけるUBE2Sの機能的役割を提供する。UBE2Sは子宮頚癌における潜在的治療標的となる可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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食品の化学・栄養価 

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