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J-GLOBAL ID：201702264801088018   整理番号：17A0378449

マンションの管理不全と解消制度 熊本における被災マンションの現状と課題-被災マンションの主な被害と比較的被害の大きな事例-

著者 (2件)： 藤本佳子 (マンション管理研 関西セ) ,  横田隆司 (大阪大 大学院)
資料名： マンション学  (日本マンション学会誌)
号： 56  ページ： 131-141  発行年： 2017年01月27日 
JST資料番号： L5991A  ISSN： 0919-6587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本地震で被災した分譲マンションの現状を調査した。同地震による被災マンションに対する支援相談会の内容を分析し,聞き取り調査を行った。主な被災例として,1)旧耐震基準のピロティ形式建築における1階部分の座屈崩壊,2)伸縮継手の落下による傾斜,袖壁の変形,崩落,3)地盤沈下・液状化とそれに伴う建物傾斜,杭破壊,4)非構造壁の剪断破壊,等がある。阪神・淡路大震災,東日本大震災後にマンション建替え円滑化法制定,被災マンション法改正が行われ,熊本地震では被災診断,資金,合意形成の困難さ,行政補助等の課題がある。

シソーラス用語： *大地震 ,  *災害調査 ,  *集合住宅 ,  耐震性 ,  建築空間 ,  建築様式 ,  座屈 ,  伸縮継手 ,  地盤沈下 ,  剪断破壊 ,  *意思決定 ,  建て替え ,  助成
準シソーラス用語： *熊本地震 ,  分譲マンション ,  耐震基準 ,  ピロティ ,  *合意形成

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (1件)：

• 日本建築学会災害委員会「2016年熊本地震 災害調査報告会 緊急報告資料」(2016.8)

タイトルに関連する用語 (6件)： マンション ,  制度 ,  熊本 ,  被災 ,  現状 ,  被害