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J-GLOBAL ID:201702266859855169   整理番号:17A0053120

自己防御形質転換した糸状菌Aspergillus oryzae M-4株による3-フェノキシ安息香酸の分解

Degradation of 3-phenoxybenzoic acid by a filamentous fungus Aspergillus oryzae M-4 strain with self-protection transformation
著者 (10件):
資料名:
巻: 100  号: 22  ページ: 9773-9786  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新規の糸状菌M-4株を醤油麹から分離し,形態的性質及び内部転写スペーサ配列を基準に,Aspergillus oryzae(Collection number: CGMCC11645)と同定した。M-4株は5日以内に3-フェノキシ安息香酸(3-PBA;100mg/L)の80.62%を分解した。3-PBA分解は,一次反応速度式に従って行われた。3-PBAの分解代謝物は,高速液体クロマトグラフィー-質量分析(HPLC-MS)により同定した。酵素活性及び基質利用性も調べ,M-4株は3-PBAの中間体を効率的に分解することが示された。代謝物の分析に基づいて,3-PBAの分解に対する新規の生化学的経路を提示した。3-フェノキシベンジルアルコールと3-PBAの間の相互変換があり,3-PBAの分解についての初めての報告であり,M-4株の自己防御形質転換に起因した;更に,3-PBAはフェノール,3-ヒドロキシ-5-フェノキシ安息香酸,プロトカテク酸及び没食子酸に徐々に変換された。M-4株の安全性をin vivoにおける急性毒性試験により評価した。毒作用のないM-4株の生物分解能は,この糸状菌は汚染された環境や発酵食品から3-PBAを除去するために使用できることを示した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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