文献
J-GLOBAL ID:201702269916212465   整理番号:17A0002182

平成28年(2016年)熊本地震建築物被害調査報告(速報)

Quick Report of the Field Survey on the Building Damage by the 2016 Kumamoto Earthquake
著者 (43件):
資料名:
号: 173  ページ: 366P  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: Z0091A  ISSN: 0286-4630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
平成28年4月14日及び16日に発生した熊本地震の被害について,木造建築物,鉄骨造建築物,鉄筋コンクリート構造建築物,地盤・基礎,免震建築物,非構造部材,建築設備,火災の分野別に被害状況と要因と考えられる事象を調査し把握した。本地震は内陸の活断層の動きによって発生し,14日21時26分に発生した前震及び16日01時25分に発生した本震がいずれも震度7の強震であった。その他震度6強の地震が2回,震度6弱の地震が3回発生した。木造建築物では昭和56年の新耐震基準導入以前に建てられた木造住宅の被害が大きかった(倒壊率27.9%)。益城町における鉄骨造建築で倒壊又は大破したものは16棟で,昭和55年以前に建てられたもの,擁壁や近隣建物の被害によるもの,溶接部が破断したものが多かった。鉄筋コンクリート構造建築物については,昭和56年以降に設計されたもので大きな被害を受けたものを中心に,被害状況と原因を検討した。免震建築物の被害は継続使用に影響するほど大きな損傷は無く,ダンパ取付部の損傷,外付け階段の損傷,免震材料及びクリアランス部の変状であった。非構造部材では,吊り天井,ガラス開口部,内装及び外装,そして防火戸に被害が見られた。地震による火災は16件と少ないが,出火確率は過去の大地震と対応するものであった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害 
引用文献 (80件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る