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J-GLOBAL ID：201702271730948742   整理番号：17A0479637

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-牧草・飼料作物における放射性物質移行低減対策技術の開発-第1編 畜産における放射性セシウム対策技術の開発 第1章 牧草・飼料作物における放射性セシウム移行要因の解明及び移行低減対策技術の開発 2 飼料作物における放射性セシウム移行性の作物・品種間差異の解明(1)永年牧草における草種間差異の解明

著者 (7件)： 下田勝久 (農研機構 畜産草地研) ,  栂村恭子 (農研機構 畜産草地研) ,  井出保行 (農研機構 畜産草地研) ,  渋谷岳 (農研機構 畜産草地研) ,  平野清 (農研機構 畜産草地研) ,  山本嘉人 (農研機構 畜産草地研) ,  進藤和政 (農研機構 畜産草地研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 563  ページ： 26-29  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 牧草の刈り取り時期別に解析した,土壌から牧草への放射性セシウムの移行係数はイネ科牧草が1番草より2番草が高く,マメ科牧草は逆であり,2年間同じ傾向であった。2年間,放射性Csの移行係数を比較した結果,2年間ともTFが最も低い値を示し,放射性Csの低吸収草種として有望であることが示唆された。他の圃場における検証でも,土壌中の交換性カリ含量が低い場合に,OGに比べてTFは放射性Cs濃度が低いことが認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： 放射能汚染 ,  *種差 ,  マメ科牧草 ,  イネ科牧草 ,  *生体吸収 ,  *土壌汚染物質 ,  土壌成分 ,  *セシウム同位体 ,  カリ肥料 ,  土壌物質動態
準シソーラス用語： *放射性セシウム

分類 (3件)： 植物での代謝と蓄積  (EK03030K) ,  植物生理学一般  (EH02010Y) ,  土壌汚染  (FB04100T)

引用文献 (3件)：

• 栂村恭子・山本嘉人・的場和弘・渋谷岳・内山和宏・平野清 (2016) 新播草地における永年生イネ科牧草のセシウム蓄積に関する現地調査. 研究成果545低コスト、軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(育種)-. 農林水産技術会議事務局. pp.141-145.
• 内山和宏・荒川明・水野和彦・清多佳子・小松敏憲 (2013) 越夏性に優れるフェストロリウム新品種「那系1号」. http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2012/120b0_01_03.html (参照日: 2016.3.31).
• 農研機構東北農業センター、畜産草地研究所、中央農業総合センター (2015) 原発事故に伴う畦畔草の放射性セシウム汚染の実態と利用にあたっての留意点. https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/narc/manual/058047.html (参照日: 2016.3.31)

タイトルに関連する用語 (14件)： 農地 ,  放射性物質 ,  開発 ,  牧草 ,  飼料作物 ,  移行 ,  対策 ,  畜産 ,  放射性セシウム ,  要因 ,  作物 ,  品種間差異 ,  草種 ,  差異