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J-GLOBAL ID：201702272225674805   整理番号：17A0440132

農業・農村と生物多様性の因果を探り守る-「モノなかりせば」のフォークロリズム-

著者 (1件)： 日鷹一雅 (愛媛大 大学院農学研究科)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 35  号： 4  ページ： 461-464  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農村関連の生物多様性保全事業の現状が新たな展開を求めているという認識に立ち,今後の課題を概説した。複雑に交錯する農業,農村,生物生息空間に関わる3つの保全意志の整理を試みるにあたり,あるものが失われた場合どんな問題が生じるかを問いかける手法を用いた。農業では伝統的栽培田とそれに取り組む農業者,農村では地域レベルの協働,生物生息空間では「ひよせ」「石積み」に注目した。生物相ではなく機能を守ろうとする結果農業依存種による生物多様性が保全されるとした。

シソーラス用語： 環境政策 ,  *生物多様性 ,  農業 ,  *農業政策 ,  生物相 ,  環境保全 ,  *生態系 ,  栽培 ,  魚道 ,  昆虫類 ,  天敵 ,  文化 ,  地域社会
準シソーラス用語： 水田魚道 ,  水田生態系 ,  適応的管理 ,  天敵昆虫 ,  伝統文化 ,  農業環境政策 ,  農業生物多様性 ,  農村社会 ,  無農薬栽培

分類 (3件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  生態系  (EE01040P) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (20件)：

• 1) 日鷹一雅(1990):自然・有機農法と害虫.冬樹社,1-265.
• 2) Andow, D.A. & K.Hidaka (1989): Agri. Ecosys. & Environ 27: 447-462.
• 3) K. Hidaka (1993): FFTC bulletin, No.374: 1-15.
• 4) 日鷹一雅(2000):自然と結ぶ-農にみる多様性.昭和堂,194-221.
• 5) 嶺田拓也(2006):有機農業学年報 6:91-104.

タイトルに関連する用語 (3件)： 農業 ,  農村 ,  生物多様性