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J-GLOBAL ID:201702273093228681   整理番号:17A0270495

HPLC-MS/MS分析を使用したラット血漿および臓器中のライチ果皮プロシアニジンの分布および薬物動態の分析

Analysis of distribution and pharmacokinetics of litchi pericarp procyanidins in rat plasma and organs by using liquid chromatography-tandem mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 243  号:ページ: 167-176  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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プロシアニジン類(PCs)はオリゴ糖とフラバン-3-オールの重合体の混合物であるが,ヒト食事中における2番目に多いフェノールであると考えられている。食事摂取の多価フェノールは1日中で1gであるが,プロシアニジンはその中で14%以上を占めている。ここでは,HPLC-MS/MS分析を使用したラット血漿および臓器中のライチ果皮プロシアニジン(LPP)の分布および薬物動態の分析について検討した。実験では,LPPの薬物動態の情報を得るために,PC代謝産物をLPP摂取後,各時点でのラットの種々の器官で試験した。PC代謝産物残渣をHPLC-Trap-MS-MSおよびLC/Q-Trap-MS分析により抽出および同定した。実験では,LPP投与24時間後,ラットの胃腸管とともに血漿,肝臓,腎臓,脾臓,脳を収集した。実験の結果,グルクロニド,硫酸塩,およびメチルエステル類の他に8種類のPC代謝産物を検出した。その中で,血漿では(-)-エピカテキン代謝産物を主に含有されており,次に肝臓中に検出した。さらに,脳組織中で検出されたA-タイププロシアニジン類の最初の検出およびメチル-(-)-エピカテキンの有意な信号により,A-タイププロシアニジン2量体および3量体と同様にフラバン-3-オールが血液-脳バリアーを通過できることを確信させた。さらに,脳中のフラバン-3-オールおよびA-タイププロシアニジンの吸収および代謝はラットのすべての臓器中で最速であった。このように,LPPの代謝および分布はLPPの生物学的利点を良く説明していた。
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分類 (1件):
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果実とその加工品 
物質索引 (3件):
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